所謂慰安婦問題における朝日新聞集団訴訟での東京地裁の異常な対応


これには心底腹が立った。

所謂慰安婦問題、朝日新聞の嘘出鱈目捏造歪曲報道によって名誉を傷付けられたとして朝日新聞に対する集団訴訟が行われている。原告は2万5千人にも達し、不肖筆者もその末席に預かっているだけに許しがたい東京地裁の対応である。この裁判の原告の一人で所謂慰安婦問題で朝日新聞の嘘出鱈目捏造歪曲と戦ってきた第一人者でもある藤岡信勝先生のFacebookより記事を拝借させて頂き、ソースにしたい。

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https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=979191252166649&id=100002273509017

3月17日に行われた第3回口頭弁論だったが、その中で原告側が次回公判時に

朝日新聞英語版が海外で未だに慰安婦を『性奴隷』扱いで報道している」

「それによる海外居住者への被害」

と言う点について主張と立証を行いたい旨の発言をしたそうだが…

裁判長はそれを受けて

「進行について合議する」

中座し、僅か5分後に戻ってくるや否や突然

「結審」

を宣言したと言うのだ。

事前に第4回公判は5月26日に開催する事で当事者の合意があったにも関わらず…である。

判決で「その理由」も書く、と言うが…胡散臭いことこの上ない。

…藤岡先生のこの投稿をFacebookで見て思い浮かんだのは東京裁判でこんな話があった事だ。

東京裁判で、弁護団長を務めた清瀬一郎弁護人は裁判の中で

極東国際軍事裁判所の管轄権」

について質問している。「平和に対する罪」「人道に対する罪」がポツダム宣言の言う「戦争犯罪」に含まれない、と言う意味であった。これに対して裁判長のウェッブは管轄権を明確に出来なかった。しかもその理由も示さず清瀬弁護人の異議申し立てを却下、その理由も「後に説明する」と言いながら判決まで触れられる事はなかったと言う。この対応にはアメリカ人弁護人でさえ「管轄権も明らかに出来ない裁判は進行してはいけない。」と抗議したそうだが、それも何故か却下されたと言う。~

…その結果どんな判決が出たのかは言うまでもなかろう。

原告と被告人の弁護人と言う立場の違いや、次回公判での主張及び立証の概要と裁判の管轄権に関する質問、と言う違いはあるが、裁判所の対応としては似ているとは言えないだろうか?どちらにせよ「裁判の公平性の担保」と言う民主国家における裁判の大前提を揺るがす異常な対応であると言う他ない。

藤岡先生は投稿の中で

「裁判所は原告側が次回公判で予定している『朝日新聞英語版での慰安婦の記述に関する立証』をさせたくなかったのではないか?」

と推測されているが、もしそうであるならば最早これは

「裁判の名に値しない」

と言っても過言ではないだろう。先日も「裁判官の劣化」に関する記事をアップしたが、再びそれを目の当たりにしたと言っても良さそうだ。東京地裁でも確実にそういう「司法の劣化」が進んでいるのだろう。これで原告敗訴の判決であるならば尚更そうだと断言して良い。勿論原告側が対抗策を検討している事は言うまでもない。所謂慰安婦問題における朝日新聞の罪は明らかにされるべきである。それから逃げるな!東京地裁