支那やメキシコ産の食肉を食べたらドーピング違反?未だに担保されない「食の安全」

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※笑い事ではないのだが…

リオデジャネイロ五輪を控えている時に要注意なニュースである。
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http://www.sankei.com/smp/premium/news/160514/prm1605140002-s1.html
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※開催国の食事がドーピングになるのでは選手だって堪らないだろう。

米国NFL支那、メキシコ産の食肉を食べない様に選手に通知を出した、と言う。両国で生産される食肉にNFLが使用を禁止している筋肉増強剤「クレンブテロール」が含まれている恐れが確認された、と言うのがその理由だ。しかし、少なくとも2010年の時点で既にこの問題は明らかになっていたのだが、未だに改善されていないと言うことか…

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※クレンプテロール

レンブテロールはもともと気管支喘息などを治療する薬品で、同時に筋肉を残したまま体脂肪を減らす効果があるとされている。しかし大量摂取した場合、健康被害をもたらすとされる。症状としては頻脈、動悸、頭痛、めまい、神経過敏、嘔吐、低カリウム血症及び白血球増加症などが報告されている。加熱調理しても影響は残ることから、欧米諸国はもとより、支那、メキシコでも食用家畜にクレンブテロールを与えることは禁止されている筈なのだが…

記事にある通り、クレンプテロールを摂取した状態ではドーピングに引っ掛かる可能性がある。2010年にドイツの卓球選手がドーピング検査で陽性反応が出たケースでは後に現地の支那で食べた食事にクレンプテロールが含まれていた可能性が高い事が判明、しかも同行していたコーチにまでクレンプテロールの陽性反応が出た為、ドーピング違反の処分が解除された。

翌年にはメキシコでサッカー選手5人からクレンプテロールの陽性反応が出た。当該選手は出場停止処分になったが同年開催されたU17ワールドカップで、参加選手の大多数からクレンブテロールが検出された。その為「合宿中の食事が原因」と言う5人の主張が認められた、と言うケースも発生した。
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※こういう事を言わなくてはならない事は恥じるべき事なのだが…

2011年の世界反ドーピング機関(WADA)の理事会で、デビッド・ハウマン事務総長は

「われわれはいくつかの国で汚染された食肉を食べるリスクがあることを示す十分な証拠を集めた」

と強調。WADAは選手らに対し、支那やメキシコで大会に参加する際

「大会の主催団体や国際競技連盟が指定するレストランやカフェテリアでのみ食事を摂ること」

「指定場所以外では必ず大人数で食事を摂ること」

などを呼びかけた。これらの国ではそうしないとドーピング検査でクレンプテロールが検出され、あらぬ疑いをかけられかねないからだ。記事によれば当時、北京で流通している牛肉、豚肉、羊肉の52%から興奮剤が検出されたとの情報もあったというから笑えない。

しかし、それでも「クレンプテロールを摂取した」事が原因でドーピング違反とされるケースは後を絶たない。WADAは4月下旬、北京にある支那の反ドーピング検査機関が国際基準を満たしていないとして、最大4カ月間の資格停止とした。支那の不透明なドーピング対策に対する不信感が根強いことがうかがえる。信用回復のため、支那が厳格にドーピング検査を実施した場合、新たな違反が発覚し、リオデジャネイロ五輪の代表選考にも影響を及ぼすことを懸念する声も出ていると言うが、WADAに選手の食事にまで言及させる様な国で国際スポーツ大会を開催する事自体に問題があると言えるだろう。更にそれらの国には未だに「食の安全」が担保されていない、と言う意味でもある。要注意である。
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※だからドーピング検査は厳格でなければならない。