お笑い韓国軍~「英雄」まで捏造する「英雄」のいない軍~

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久々のネタになる「お笑い韓国軍」である。
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http://www.sankei.com/smp/west/news/160803/wst1608030006-s1.html

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北朝鮮主力戦車Tー34。朝鮮戦争が始まったとき、韓国軍にはTー34に対する有効な対戦車兵器はほとんどなかったそうだ。

韓国の教える歴史では朝鮮戦争時、北朝鮮の「戦車型自走砲」に手榴弾と火炎瓶で肉迫攻撃を行い、3台を撃破したーとしてシム・イル小隊長なる人物が軍と国民の鑑として、またかつては教科書にも載った「英雄」として扱われ、いまも公園や陸軍学校に彼の銅像が立っていると言うが、現在も健在の当時彼の上官だった人物がその「真相」を告白して物議を醸しているのだと言う。それによると実際は「戦車の攻撃を受けて逃走」していたのだと言い、この元上官はそれを目撃していたのだと言う。しかもその際、「自分の部隊の大砲を置き去りにして逃げた」事を問題視され、閑職の連絡員に左遷されていた、と言うのだから「何が何やら?」である。この国では歴史の嘘出鱈目捏造歪曲は日常茶飯事だが、「敵前逃亡」した人物が何故「英雄」になってしまったのか?と言うと…

シム・イル小隊長はその後、作戦中に敵の攻撃で戦死していたのだが、彼の両親が軍部隊を尋ね、他の兄弟も戦死したと嘆き悲んだところ、連隊長は同情し「勲章をやろう」と約束したのがそもそもの原因らしい。この時副官は先述した「敵前逃亡」の件を知っていてこれに反対したのだが、新任の連隊長は1939年の日本軍のノモンハンの戦いを例に出し、「肉迫攻撃で戦車を破壊することは不可能ではない」としたうえで、「息子を失ったのだから勲章くらい渡してやれ」と怒鳴って反論を封じたのだと言う。こうして1951年10月にシム・イル小隊長に「太極武功勲章」なる勲章が授与されたのだと言う。

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※いえ、毎度の事です。

要するに息子を戦争で失った親に同情して「手柄を捏造」したのが始まりだったのだが、後に国防部の役人が軍の記録を整理中に、シム・イル小隊長の受章理由を見て「すごい英雄を発見した」と雑誌に紹介してしまい、もはや誰も「嘘でした」と言えなくなってしまったのだと言う。こうして「架空の戦功を上げたニセ英雄」が定着してしまったのだと言う。…如何にもこの国らしい話と言えばこの国らしい話である。

朝鮮戦争時に国連軍総司令官だったマシュー・リッジウェイ将軍

「韓国軍の態度だけが私の悩みだった。中国軍は韓国軍部隊を次々と敗走させ、そのたび韓国軍は補充困難で高価な多数の(米国供与の)装備を放棄した」

と自著で呆れるほど敵前逃亡が繰り返された韓国軍。それでも休戦後に政府と軍を再建し、北朝鮮と対峙するうえで、「勇敢に戦った英雄」が必要だったのだ。それが例え「作られた英雄」であっても。こんな「架空戦記」は、韓国では珍しくないと言うのだから後何人こんなのがいることやら…?

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※Fー51マスタング。この当時、空中戦はジェット機、プロペラ機は地上攻撃に使われたらしい。

記事では米軍の「バウト・ワン作戦」もその一例として挙げている。韓国の「定説」では、10人の英雄が登場し、朝鮮戦争勃発時、創設されてまもない韓国空軍選り抜きの彼等が、米国製の戦闘機を受け取るため日本の在日米軍基地に到着。米軍の戦闘機(Fー51マスタング)に乗るや即座に韓国に向けて飛び立ち、その足で朝鮮半島での地上攻撃に活躍した…らしいのだがこれでは、戦闘機は機種ごとに操縦方法や機体のクセなどが違う為、「機種転換訓練」が必要になる事実を完全に無視している。その理由は

大日本帝国陸軍で熟練パイロットだったので、機種の違いは問題とならなかった」

とか、

「天候悪化のなか数日の訓練で操縦をマスターした」

等と言われているらしい。…何で諸説入り乱れているのやら…?だが、実際には10人の韓国人パイロットは、それまで米国製の練習機「Tー6」で短期間訓練したに過ぎず、Fー51を空輸したのは米軍部隊だった、と当時韓国に派遣された米空軍のデュアン・バイトマン中佐は記録している。更にこの韓国人パイロットのうち数人は強い希望でFー51に乗って地上攻撃に出たものの、最初の出撃で対空砲火によってあっさり隊長機が撃墜され、米軍の現地指揮官が

「貴重な機体をこれ以上失うわけにはいかない」

と判断し、結局、Fー51には米空軍パイロットが搭乗することと決定したと言う。しかもそもそも米軍の判定で全員、「操縦技量が未熟」と断じられていたと言うから韓国の「英雄捏造」にも程がある。

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※その「モスキート」任務に使われた機体。

実際に出撃した韓国人パイロットは「モスキート」と呼ばれる「Tー6練習機」を改修した観測機で米軍による航空機による地上攻撃の際、敵味方の識別をしていただけらしい。しかし、彼等は殆ど英語を話せず、余り役には立たなかった様だ。結局米空軍の増強と共にお役御免になり、後は訓練ばかりで実戦の役には立っていないと言う。…とんだ「英雄」も居るものだが、どうやら「お笑い韓国軍」伝説は設立当初からの伝統らしい。実に呆れた国である。
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※嘘をつくならせめてこれ位の覚悟が必要なのだが…