ギャラクシーノート7、生産も販売も中止へ。

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※2ヶ月経たずに消え去ることになった。

韓国のサムスン電子が8月に発売したギャラクシーノート7発売直後から世界中で充電中に異常事態が発生する事で9月にリコールとなった。ところが交換した代換品でも同様の症状が発生する、との事で、とうとう生産と販売を中止する事になったと言う。
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http://www.sankei.com/world/news/161011/wor1610110014-n1.html

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※この異常事態でも序の口。
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※燃え出すなんて有り得ない事態もサムスンなら日常茶飯事。
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アメリカではサムスンスマホが原因で車が全焼する事故が起きた。
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※あまりにも笑えない。
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※下手人のスマホが一番激しく燃えていた。

ギャラクシーノート7充電中に煙を吹くだけならマシな方で、携帯本体の炎上、爆発、さらにはそれに伴う火災の原因になったり、とその被害は留まる所を知らない状況だった。世界各国の航空会社で「機内での使用禁止」となったのは当然かつ必然の流れであった。米消費者製品安全委員会(CPSC)によれば、アメリカでの8月20日の発売開始から9月15日のリコールまでバッテリーの過熱をめぐる報告が92件寄せられ、このうち26件は火傷、55件は物損が関わっていたと言う。?
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※原因はバッテリー不良、と考えられてきたが…

当初サムスンは「バッテリーに原因がある」として9月に世界各国で販売されていた250万台のリコールを行った。しかし、バッテリー交換後も同様の症状が発生した事から、原因はバッテリーだけではなく、他にもある事はまず間違いないと囁かれていた。

原因はどうやら製造工程上の問題ではなく、バッテリーの設計自体に問題があったと言うのだ。
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※設計図からして杜撰だった。
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※その上バッテリー形状も杜撰、起こるべくして起きた事故だった。

電話機本体の角をどのように丸く作るべきかの基準がそもそもなく、バッテリーを製造したサムスンSDIと中国ATLは、バッテリーの隅の形をそれぞれ異なって作成したのだと言う。それで比較的過剰な丸みを帯びた角が極板押下などのバッテリ不良の要因を生んだと言うのだ。要するに技術問題云々以前の欠陥設計であり、しかも情報の共有が出来ていない、と言う人為的なミスの産物であった、とも言えそうだ。如何にも「この国らしい」と言えばそこまでの話になるのだが…
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※韓国製を使う時点で間違っているのだが…

何はともあれこれにより、サムスンは売上高に最大170億ドルの打撃となる可能性があると指摘される事態になっている。サムスンはiPhone7 Plusに対して、大きさ的に似通った製品であるギャラクシーノート7を前もって投入することで先行者利益を確保しようという戦略だったのはまず間違いないと見て良いが、その目論見は大ハズレどころか考えられる限り最悪の展開になったと言える。サムスンの株価は11日、前日比8.04%安時価総額も僅か1日で19兆ウォン(約1兆7500億円)減少したと言う。サムスンは韓国全体のGDPの2割を一社で占める、とまで言われるが、それ故にサムスンの今回の騒動におけるダメージはそのまま韓国経済に影響を与える可能性は極めて高いと言えるだろう。と、すればタダでさえ危険な状況の韓国経済に止めとなる可能性すらあるが、そういう時だけ親日面してすり寄って来られても日本にとっては迷惑以外の何物でもない。援助拒否は勿論だ。

この騒動によって失われたサムスンの信頼を取り戻すのは並大抵の事では出来まい。しかし、それが出来ねばサムスンは韓国以外の世界から見放される事にもなりかねない。それは即ち韓国経済の破綻を意味するが、朴槿恵はどう対応するのか?対応が見物である。
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※と、言う精神で日本は韓国に対応しなくてはならない。