安倍首相とトランプの会談を批判する愚劣なる輩
安倍首相はAPECに参加する途中でアメリカに立ち寄り、次期大統領のドナルド・トランプと会談した。内容の詳細は明らかになっていないが、予定を大幅に越えて話し込み、共通の趣味であるゴルフのグッズをプレゼントし合うなど、雰囲気は良好だった様だ。
トランプも自らのフェイスブックで
「素晴らしい友好関係を始められた」
と投稿し、安倍首相もそれをシェアしている。
トランプが大統領選挙に勝利して初めて会った首脳は安倍首相なのだそうだ。ヨーロッパの国々の首脳からも同様に面会要請が来ているそうだが、トランプは何故かそれらを断った、と聞く。故に最初に面会する首脳に安倍首相を「選んだ」と捉えても良いだろう。だが、それらが気に入らない、と言う人間も何故か存在する様だ。
民進党の安住淳は18日の記者会見で安倍首相とトランプの会談について
「当選して1週間後に飛んでいくというのは、朝貢外交でもやっているつもりではないか。私は評価しない」
「世界で最初に会うことが本当に正しい外交姿勢なのか極めて疑問だ」
等と述べた。…馬鹿だ。
トランプについては日米のメディアは実際の姿を相当歪めて報道した。しかも政治家としての経験はないのだからパイプがあった訳でも肚が読める訳でもない。ならば直接会って話して確認出来ればそれに越した事はない。安住淳はそんな事も理解出来ないのだろうか？
安住淳のオフィシャルサイトには
「対話からはじめましょう」
とある。自分でそう主張しておいてそれをやった安倍首相をどうして批判出来る？こんなのを代表代行にする時点で蓮舫に人を見る目がないのと共に民進党には本当に人材が居ないのだと言う証明に他ならない。それにしても「朝貢外交」とは度を越えた暴言である。トランプが他の国の首脳からの面会要請を断っているのを知らない様だ。
思うにトランプが最初に面会する首脳に安倍首相を選んだのは
「自国メディアに歓迎されない」
「レッテルを貼られた」
と言う共通点があるからではないだろうか？
アメリカのメディアも「トランプ大統領」を忌避すべく形振り構わずで歪曲偏向報道を行いまくった挙げ句「敗北」した。安倍首相も朝日新聞や東京新聞を見れば明らかな様に連中は些細な事に揚げ足を取ってでも批判してきた。その上安倍首相は今でも「ナショナリスト」「軍国主義者」「右翼」「独裁者」等と出鱈目なレッテルを多数貼られている。トランプも「排外主義」「差別主義」等とレッテルを貼られている身だ。
…しかしそれでも安倍首相は4年近く政権を維持して国政選挙では勝ち続け、他国からの信頼を掴み取り、今までの首相が出来なかった事を幾つも成し遂げたりと、首相として結果を立派に出している。しかも「悪夢の民主党政権」の負の遺産を受け継いだ「ゼロからではなくマイナスからの」スタートだったにも関わらず、だ。そんな安倍首相にトランプはこれから自分が大統領になるにあたって「見習うべき何か」を感じたのではないだろうか？だからこそトランプは最初に会う外国首脳に安倍首相を選んだのではないだろうか？更に「強い愛国心がある」と言う共通点もある。「トランプの方がオバマより安倍首相とウマが合う」と言う評価も間違いではないのだろう。それが判らないのでは政治家として安住淳は話にもなるまい。そんな愚物より
「率直に評価する」
と言った蓮舫の方がこの件ではまだマシだが、蓮舫の要求通りに会談内容を敢えて公表する必要はあるまい。安倍首相は公務でも相手はまだ民間人。会談は「相手あってこそ成り立つ」のだからそこには配慮があっても良い。
尚、安住淳は
「朝貢外交」
と批判したが、これと全く同じ表現をしたのは支那だった。要するに安住淳は自分が認識しているかどうかは無関係に支那の代弁をした訳だ。民進党と言う政党が何処を向いて日本の政治を動かそうとしているかを如実に示した形になる。こんなんだから民進党は際限なく腐っているのである。間違っても「再び政権を担当させよう」などと考えてはならない事は確実である。
