ユーキャン炎上騒動、ユーキャンは全責任を負え。
流行語大賞の一件で「ユーキャン」が炎上騒ぎになっている。
原因は言うまでもなく
「保育園落ちた日本死ね」
なんてお下劣な言葉を流行語大賞に選ぶような愚物共の愚行をバックアップするからだ。
1日の発表以来、Wikipediaの「ユーキャン」に関するページが書き換えられる騒ぎがあったり、
本日12月4日にはユーキャンに対する抗議デモが行われるらしい。また一部ではスーパーやコンビニにあるユーキャンの冊子に付いている料金受取人払いの葉書に抗議文を書いて送付する、なんて物騒な意見まであるらしい。本当にそこまでやる人がいるかどうかは定かではないが、本当に行われたらそれはそれで大変な事になる。
そもそも
「保育園落ちた日本死ね」
等と言う馬鹿な言葉を流行語大賞に選んだ時点で世間がどういう反応をするのかユーキャンは考えなかったのだろうか？だとしたらそれだけで社長以下全社員の「先を見る目」が疑われるし、考えていたのなら確信犯以外の何物でもない。どっちにしたってユーキャンがロクな会社でない事は間違いなさそうだ。
この件の過去記事でも述べている事だが選考委員の選定からして問題があり過ぎる。顔触れを見れば一目瞭然で左翼思想に凝り固まった連中しかいない。この時点で「公平な視点での選出」など皆目期待出来ない。保守系の論客も入れてバランスの取れた人選にする事が出来ない時点で「流行語大賞」が如何に偏った視点からの選出なのか論を待たない。
しかも古市憲寿とか言う社会学者に言わせればこれは
と、比喩の意味で使っているのだから問題ないらしい。…こんなのが社会学者を名乗るなんてそれだけで学問に対する冒涜だ。言葉と言うのは言った方ではなく、それを言われた方がどう受け取るかが問題である事を知らないらしい。古市憲寿の論理で行くなら如何なる暴言・失言も言った側の釈明一つでどうにでもなるのだから例えば政治家の問題発言を一々取り上げて批判する意味はない。また古市憲寿は「言葉は文脈をともなって初めて意味を持つ」とも発言している。で、あれば政治家の発言の一部を切り取って真意を歪めて報道するマスコミは一体どうなのか？こういうのを世間では「二枚舌」と言う。
その世間が、NHKの街頭アンケートに対して
「保育園落ちた日本死ね」
に投票した人は皆無だった。選考委員と世間の視点はこれだけ大きく乖離しているのであるが、そこについてユーキャンや選考委員はどう説明するのだろうか？「NHKのやらせ」とでも言うのか？それとも「偶然の結果」とでも言うのか？当然ながら説明する責任はある筈だ。そういう説明一つ出来ないのであれば全員選考委員を辞退するべきであろう。
勿論ユーキャンはこの騒動に対する全責任を負うべきである。「主催する」と言う事はそういう意味だ。それが出来ないなら来年以降「流行語大賞」の企画自体が何らかの形で残ったとしてもユーキャンには一切関わる資格はない。ユーキャンは「生涯学習」などと謳っているが、自身の愚行の意味を「生涯学習」しなければならないのはユーキャンの方だった様だ。愚行に対するツケは重い。
