妄言家禹相虎
韓国の国会議員がその所属政党で務める役職の一つに「院内代表」と言うのがある。日本の国会議員では国対委員長がコレに該当するそうだが、日本の国対委員長と違って、党内では「ナンバー2」の地位にある様だ。当然それに相応しい見識や経験のある人物が選ばれるのかと思いきや、この国の場合はそうでもないらしい。
現在韓国で野党第一党の「共に民主党」で院内代表を務めるのは禹相虎なる人物だが、日本の長嶺安政駐韓大使が戻ってこない事に業を煮やしたのか、
「もし、一定期間まで日本大使が復帰しない場合、駐日韓国大使も帰国させよう」
と、「共に民主党」の院内対策会議の場で発言した、と言うのだ。
また、
「(日本が)韓国のプライドを踏みにじる発言をしていることに憤りを感じる」
「駐韓日本大使が韓国を離れてから1か月になるが、安倍晋三首相は少女像を撤去するまで帰さないという」
「(韓国も)プライドのない国家ではない。外交長官にこの問題(駐日大使の召還)の検討を要請した」
「安倍首相のこのような非外交的な態度に我慢してはならない。1カ月も我慢したらたくさんだ」
等とも述べたと言う。
…信じがたい阿呆だ。ナンバー2でこの程度の認識しか持てないと言うなら、ナンバー1が誰であれ、またこの政党から誰が大統領になったとしてもその器はたかが知れている。相手の対応は一人前よろしく批判するが、その対応を引き起こした自分達の行動に原因があるとは思考回路の何処にもないのでは話にもなるまい。次に行われる大統領選挙では「共に民主党」から出馬した候補が当選する可能性は濃厚だが、それを理解しない限り安倍首相は勿論、日本の誰であってもまともに相手にもしないであろう。相手にするのは国政に影響力が発揮出来ない連中と「同じ穴の狢」な愚物どもだけだ。要するに「永遠の一人相撲」しか待っている結果はない事はまず確実だが、そうしたいなら勝手にそうすれば良いだけの話だ。所詮は「韓国内」の話だし、それを「惨め」と思わなければ、だが。
この禹相虎、日本が大使召喚した際にも
※まずは歴史と漢字のお勉強から、だな。
…それにしても禹相虎の言う「韓国のプライド」とは一体何であろうか?「国と国との約束」を反故にする事なのか?それとも「自分達の主張以外の主張を認めない」と言う事なのか?はたまた「国際法より『国民情緒法』を優先させる」事なのか?そんな「プライド」と呼ぶにも値しない代物に固執する意味は皆無なのだが、現実を認識出来ず、後先を見失っている様ではこの国との関係は自然に「収まるべき所に収まる」であろう。勿論それによって韓国が困る事はあっても日本が困る事はない。近く起こるであろう韓国の政権交代はこの国を見棄てる良い機会になり得る。
※韓国の政権交代は「棄韓」の良い機会になるだろう。