産経新聞記事への中央日報の苛立ち
野球のWBCに出場していた韓国は初の自国開催だったにも関わらず「良い所なし」で早々に敗退してしまった。納得いかない不本意な結果、と思っている韓国人は多いだろうが、韓国・中央日報が韓国で開催されたWBC1次リーグについて書かれた産経新聞の記事に噛み付いている。
問題の記事は
「球場はごみの山、ＷＢＣ敗退の韓国で起きていた「とても恥ずかしい」舞台裏」
と、題された上記の記事だが、中央日報の記事中では
「韓国・ドーム球場ごみの山！ＷＢＣ敗退！『とても恥ずかしい』」
と、なっている。意図的にニュアンスを変えて中央日報の記事を読んだ人が産経新聞に悪印象を持つ様に印象操作を企んだか、それとも機械翻訳のなせる業かは不明だが、いずれにしても韓国人の観戦マナーがその主要なテーマである事に変わりはない。
中央日報の記事は「淡々と」「産経がこの様に報じている」と言う体で書き進めているが、一読して外国メディア、それも「よりによって」「日本の」「産経新聞に」「触れられて欲しくない」部分を「記事にされた」にも関わらず「反論し難い」残酷な現実に苛立っている様にしか思えない。だが、産経新聞の記事は
「井の中の韓国野球」
「観客が食べ残しや飲み物のカップなどの大量のゴミを置き去りにし、喫煙場所以外で喫煙したうえ吸い殻をポイ捨てするなどの“マナー違反”が目に余った」
「定員1万6800人の高尺スカイドームが「一度も満員にならず」、1次リーグ6試合の平均観客数は8714人で、1次リーグで過去最少だった2013年の台湾の球場の平均1万1639人を下回った」
「ソウルラウンドは韓国の早期敗退とともに歴代最少観客数という不名誉な結果で終了した」
「観客は持参した食べ物、飲み物のゴミを観客席の間などに置き去りにし、従業員は「いつものこと」とため息をついていた」
「スタジアムに応援に来ていたイスラエル、オランダ、台湾の観客が「記憶する韓国の球技場は通路にゴミがごろごろと転がる様子である」と評していた」
などと言った「韓国の不名誉な事象」は悉く「韓国メディアの記事を引用して」伝えている。その中には噛み付こうとしている中央日報自身が書いた記事も含まれている為、産経新聞のこの記事を否定したり攻撃する事は極めて難しい、と言うか「ほぼ不可能」である、と言っても過言ではない。忌々しい事この上ないが、自分達では反論出来ないので腹いせに事実を伝えて反日感情を煽ろう、と言う狙いがあるのではないか？とまで勘繰ってしまう。
※韓国メディアの引用だからなぁ…
だが、記事の最後に
「民度が低いのは今に始まったことじゃない」
「発展途上国ではよくある話…」
とする日本のネットユーザーの声も「紹介」している。恐らくは「2ちゃんねる」あたりから拾ってきた声なのだろうが、わざわざこういう声を取り上げる事で
「日本ではこの様にバカにされているから改善して見返してやらなくてはならない」
とでも言う意図があるならこの様な記事を書く意味があるのかもしれないが、そうなのか？それとも単に「反日」を煽る為だけなのか？どちらにせよ韓国人にこういう行為を恥じる精神がなければ意味はない。果たして改善出来るのか？WBCの成績以上に韓国人に問われる「宿題」であると言えそうだ。
