昭恵夫人の関与はあったのか?籠池夫人とのメールでのやり取り公開

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森友学園理事長の籠池泰典の証人喚問が行われたが、焦点の一つが

安倍昭恵夫人の関与の有無」

だったと言える。籠池サイドが言う

「安倍首相名義の100万円の寄付はあったのか?」

そして

森友学園の土地取得や学校認可に関与していたのか?」

と言う点の真偽が注目された。

籠池泰典は証言で
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と、改めて「寄付はあった」と主張。更に
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とまで「証人喚問の場で」言い切った。

一方の昭恵夫人自身のフェイスブックで
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と、籠池証言を否定。誰の目からも「どちらかが嘘を吐いている」のは明白だが、それはどちらなのか?直接的な「証拠」が出てこない以上、側面から考察するのも方法であろう。その「ヒント」になりそうなのが昭恵夫人と籠池夫人との「メールでのやり取り」であろう。
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http://www.sankei.com/politics/news/170324/plt1703240008-n1.html
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やり取りの要旨はこの様なものだったと、産経新聞は報道している。それを前提にすれば昭恵夫人は籠池夫人とのやり取りの中で

「私は講演の謝礼を頂いた記憶がない」

「100万円の記憶がないのですが。」

と、自身に関する報道について問い合わせているが、籠池夫人からの返事にそれに対する「明確な回答」と判断できるものはない。そもそも昭恵夫人

「他の講演等は全て振込みか、銀行に入れて税理士事務所に管理してもらっている」

と、籠池夫人へのメールで主張している。森友学園の時だけ「手渡し」と言う方が不自然だと言える。また、本当に「講演の謝礼」の授受があったのであれば、そして「100万円の寄付」もあったのなら籠池夫人が昭恵夫人とのやり取りでそれを肯定しないのは何故なのか?「肯定しない」どころか「肯定出来ない」事を籠池夫人が知っていたとすれば…?昭恵夫人からの問い合わせに対して「急に話を反らす」原因がそういう事ではないか?と言う「推理」も成り立つ。
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逆に籠池夫人の方から

「私学審議会が通らなかったら幼稚園も自宅も破産」

「助けてください。NHKの嘘の報道はやめさせてください。認可をください。」

「鴻池さんの妨害で閉めます。主人も私も失業します」

「尊敬していたのに小学校をやめ、幼稚園は破産。建築や社長は破産。お父さんは詐欺罪。」

等と「自分達の窮状を訴える」内容としか受け取れないメールが送られている。昭恵夫人

「祈ります。」

「それは嘘です。私には祈ることしかできません。」

「私もどうしていいかわかりません。権力など使っていません。神様はどこに導こうとしているのか。とにかく祈っています。自分達の保身ではありません。」

と、事態が自身の手の届く範疇ではない事を認識している、としか思えない前提で返信している。仮に昭恵夫人が安倍首相や「安倍首相夫人」と言う立場を利用して「働きかけ」が出来る立場にあったり、その意思があったのなら「祈ります」とか「神様」と言う言葉は使わないだろう。昭恵夫人森友学園の為に「何かする」または誰かに「何かさせる」つもりがあったなら「自身が動く」と言うニュアンスの言葉が出現していなければならないが、そう受け取れる表現はあるだろうか?
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…少なくとも籠池夫婦が小学校の開校が不可能になり、世間に恨みを持った事はこの夫婦の発言から感じ取る事は出来るだろう。「どうせ自分達もアウトだから、誰か道連れに」とでも思っているのかも知れない。そうだとしたらこの夫婦は「自分達の非を棚に上げた逆恨みで」ここまで国政を停滞させ、無駄に国費を浪費させている事になる。それがどれだけ他人に迷惑をかけているのか?口を開く前に考えるべきではないのか?また、この夫婦の発言、他にも不自然なものや、明らかに嘘出鱈目、と言えるものも既に出ている。それに対して昭恵夫人の主張は一貫している。どちらを信用すべきか論を待つまい。疑われるべきは籠池夫婦である。
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