他人の褌で相撲をとる民進党

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※それより北朝鮮のミサイル対策が優先だろ!

テロ等準備罪」を含む組織犯罪処罰法改正案の審議が参議院で始まり、終盤国会の最大の焦点となっている。すんなり成立させたい与党に対し、野党は「加計学園」「ケナタッチ書簡」の誰が呼んだか「二枚看板」で対抗する肚の様だ。だが、それで野党の思惑通りに行くか?となるとそうでもない模様である。

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※多くの国民が「驚き、呆れ、怒っている」のは民進党の振る舞いだ。

「今が攻めどきだ!」

何を根拠にそう思ったのかは知らないが、民進党参院国対委員長榛葉賀津也はそんな怪気炎を上げて鼓舞…もとい煽動した様だ。その甲斐あってか本会議で真山勇一

「国の政を私物化する政権の振る舞いに多くの国民が驚き、あきれ、怒っている」

と、出鱈目な妄想に基づいた発言、更に

「国連特別報告者のケナタッチ氏が懸念を表明している。誠実に回答すべきだ」

と、畳み掛けたが…

答弁に立った安倍首相

獣医学部新設という半世紀ぶりの改革に向けて、民主党政権においても大変ご苦労されたものとお察し申し上げます」

と、加計学園の大学獣医学部新設計画が旧民主党政権時代に「格上げ」された経緯を説明した上でこの発言。余裕綽々であり、これでも尚「格の違い」を理解出来ないのでは民進党が幾ら騒いでも何ら意味はない。「身の程知らず」にも程がある。
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※余裕の表情。

また、ケナタッチの指摘に対しても

「日本政府の公式な英訳を見た上で、自分の立場が間違っているのであれば訂正する用意がある」

とのケナタッチの発言や

「今回の書簡は正式な報告ではなく、唐突に発出された」

と言う経緯も暴露。ケナタッチの言う事が「テロ等準備罪」反対派の主張と全くと言って良い程酷似しているのは日本政府が用意した公式な英訳文ではなく、「ヒューマンライツナウ」とか言う腐れNGOの「出鱈目翻訳」…と言うより「捏造歪曲翻訳」しか見ていなかったからなのだと言う。

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※出鱈目を吹き込まれていたのか?

…そんな代物しか見ていないのであれば、ケナタッチが何様であろうがそういう結論にしかなり得ないのは無理もない。その英訳文を「本物かどうか」確認しなかったケナタッチにもそれなりの落ち度はあると言えるが、それ以上に嘘出鱈目捏造歪曲翻訳文を勝手に出したこの腐れNGOこそ「万死に値する」。ここまで来ると「単なるイタズラ」や「ミス」「手違い」等で済まされる話ではない。これは偽計業務妨害」と言う「犯罪行為」ではないのか?ここまで悪質な事例なら例え政府が法的措置に乗り出しても「言論弾圧」でも何でもない。流石に安倍首相はそこまではしないだろうが、発言それ自体は国会の議事録に残る事になる。ヒューマンライツナウ」とやらが「そうでない」と言うなら自分達でケナタッチに出した「テロ等準備罪」法案の英訳文が「正しく翻訳された」事を証明すれば良い。…それが出来るのであれば、だが。…それとこういうのを「国連の政治利用」と言うのではないか?小西洋之
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※その意見に同意する人より「小西、お前馬鹿なのですか?」と問う人の方が圧倒的に多いのは確実。

それでも民進党国対幹部は

「首相の答弁はひどかった」

記者団に強弁してみせたそうだが、それに輪をかけて酷いのが民進党の追及だった、と言うだけだ。そもそも「『二枚看板』で政権を追及する」と言った所で加計学園の件は民主党政権民進党議員も関与していた事は既に明白である。御約束の「ブーメラン」がどれだけ炸裂するか予想も付かないレベルなのは明白で、「諸刃の剣」どころの騒ぎではない。しかも加計学園関連で野党が問題視している点で民進党が独自に調査して発見した物はない。…こういうのを「他人の褌で相撲をとる」と言うのだが、それで大臣の首を獲ろうなど「蟷螂の斧」どころではない。

ケナタッチ書簡も同様だ。安倍首相が国会でそう答弁したからには既にケナタッチには「正しく翻訳された」法案の内容が送られている筈である。そうであればケナタッチが認識を改めるのは時間の問題である。そうなった場合、

「国連の特別報告者の言葉を尊重しろ」

等と威勢良く言っていた事が全て「ブーメラン」として返ってくる…いや、「数倍になって跳ね返ってくる」のは必至だ。その時民進党はどうするつもりなのだろうか?
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※そう聞く日は遠くない。

…そこでキチンとした対応が出来ない事も民進党が支持されない理由の一つだ。実際日本経済新聞などによる25~28日の世論調査によると、内閣支持率が56%(前回調査比4ポイント減)だったが、民進党の支持率も8%(同1ポイント減)。毎日の様に加計学園関連の件で騒いでも殆どダメージを与えられていない、と判断するよりない。同時に民進党が安倍批判層の「受け皿」になれていない事が判る。だが、参議院幹事長の小川勝也内閣支持率

「依然として高い」

とした上で

「安倍首相への不信も高まっているのに、なぜ大きく内閣支持率が低下しないのか、われわれも不思議でなりません…」

と、ボヤいたと言う。産経新聞

反安倍勢力の意見ばかりに耳を傾け、一部の「市民団体」との連携を重視しすぎた結果、国民多数派の声なき声を受け止められない》

と、評しているが、相変わらずのブーメラン、口に出した時点で破綻している論理、「ガキの我儘」レベルの国会対応…それらの「積み重ね」がこの結果なのだが、それも理解出来ていないと言う事だ。その無能さが「民進党が支持されない原因」の根底にあるのは明白であり、本気で安倍首相に対峙しようと言うなら先ずはその自覚から始まるが、それを民進党に期待するのには無理があるだろう。民進党とは「それ程までに『お話にならない』」のである。
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※こんな無能集団に政治を任せられない。