日米韓首脳会談は「日米が韓国を問い詰める」会談だった。

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※「日米韓」は表向きだけ。

21日に行われた日米韓首脳会談。「表向き」には勿論「対北朝鮮

「日米韓の結束」

をアピールする形にはなった。だが、実際には

「日米が韓国を『小一時間程問い詰める』』首脳会談」

と言える内容だったのではないだろうか?

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文在寅は「空気が読めない」。

原因は言うまでもなく韓国政府が唐突に打ち出した

北朝鮮に対する800万ドル(約8億9千万円)相当の人道支援

であろう。

北朝鮮への人道支援は逆のメッセージとなる。とても賛成できない」

トランプがこう言えば安倍首相も

北朝鮮は、核やミサイル開発に回す金がある。その金を人道目的に回すべきじゃないのか?」

と、続けたのでは文在寅は「ぐうの音」も出なかっただろう。こう釈明するのがやっとの事だった様だ。

人道支援を実際に行うタイミングは慎重に考える。日米韓の足並みを乱すことはしない…」

…いやいや、人道支援だろうが他の何であろうが、このタイミングで北朝鮮に支援」などと言っている時点で既に

日米韓の足並みを乱している」

のは明白なのだが、文在寅にはそれが理解出来ない様だ。正気の沙汰ではない。

安倍首相が指摘した様に北朝鮮国民が飢えているのにも関わらず金正恩に核・ミサイルに回すカネがあるならそのカネを自国民の生活に優先して使うべきなのが「為政者の務め」なのは言うまでもない。トランプも


同様の指摘をしている。アメリカ大統領としては「言葉は悪い」かも知れないが、金正恩を狂人」呼ばわりするのは間違いではない。「狂人の狂った行動」に手を貸す「道理はない」のだ。

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※考えようによっては安保理決議より強力。

トランプは会談冒頭でアメリカ独自の対北朝鮮制裁を発表した。

北朝鮮と取引のある外国の金融機関をアメリカの金融システムから『締め出す』」

のが主な内容だ。つまりアメリカの金融システムに参入している金融機関に

アメリカか北朝鮮か」

踏み絵を迫る、と言う意味で勿論「北朝鮮」を選ぼうものならまず確実に

北朝鮮との取引で得られる利益以上の損害」

を受ける事になる。「ドル決済」が出来なくなるのだからその時点で

「推して知るべし」

であろう。

安倍首相は即座に

「米国の強力な新しい制裁措置を歓迎し、支持する」

と賛同したが、文在寅何故か北朝鮮弾道ミサイルが日本上空を通過したことについて

「日本国民にお悔やみの言葉を申し上げたい」

…やっぱりこの男が「日米韓の結束」を乱しているとしか思えない。

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文在寅は自分の発言の意味も理解しない様だ。
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※日米の結束は一糸の乱れもない。

「日米韓」首脳会談の後、「同じホテルで」「日米」首脳会談も行われた。勿論「対北朝鮮」がメインの議題だった事は想像に難くないが、そういう「日米」の姿は韓国から見れば

「本当に重要な事、機密性の高い作戦は『日米の話』であって『日米韓』の話ではない」

と、映る事だろう。実際その通り、としか思えず

「『安倍ートランプ』ラインは韓国をまるで『信用していない』」

のはほぼ間違いない、と見て良いだろう。韓国は北朝鮮問題について

「自称『一番の当事国』」

だが、世界はそうは見てはいない。寧ろ

「足を引っ張る」

だけの存在でしかなく、韓国にとって「最優先の連携先」である筈の日米からして「この様な対応」と言う「現実」を文在寅はどう捉えたのだろうか?ここまで露骨に態度で示されて何も感じないのでは

「韓国が問題に関わる意義」

さえないだろう。「黙って何もしない」のが韓国にとっての「最善手」だと言える。

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※トランプの粋な計らい。安倍首相に「サプライズ」で誕生日を祝福。

余談だがこの会談の最中、その日誕生日だった安倍首相をトランプは「サプライズで」祝福してくれた。随分「粋な」計らいをしてくれるどころか

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※日米の結束の象徴だとも言えるだろう。

と、自身のTwitterのヘッダーにその時の写真を使ってくれているのだ。…何故か殆どのメディアにとっては「報道しない自由」の対象なのだが…

北朝鮮問題、対応の核心は日米にある、と言う事だ。日本も「朝鮮総連破産申し立て」パチンコの締め上げなど、まだ「出来る事」はあるだろう。実行されて然るべきであり、「聖域」など最初から存在しない。また、北朝鮮情勢が緊迫している中での総選挙」を「政治空白を作る」と野党は批判するが、安倍首相が憲法改正議論で言及した「緊急事態条項」はその「政治空白」の発生を回避する為のものだ。その「緊急事態条項」にさえ「反対」していたのは何処の誰だったか?批判する前に自分の胸にでも聞いてみるべきであろう。

…ここでの総選挙はもしかしたら国民に(自衛隊などに万全の体制を整えさせた上で)「緊急事態条項の必要性」を実感して貰う意図まで含まれているのではないか?と思うのは「深読みし過ぎ」なのかも知れないが、それだけ「危機感」が現在の日本人、特に左翼連中に欠如している事に変わりはない。

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こういう考えの連中がのさばると北朝鮮問題への危機感は実際にミサイルを撃ち込まれるまで理解出来なくなる。今回の総選挙ではこういう主張に迎合する野党、特に民進党共産党は「再起不能」にしておかなければならないのである。