立憲民主党に先はない。
※「日本の政治の膿」が判りやすくなっただけ。
枝野幸男が設立を表明した「立憲民主党」、3日に新党設立が「受理」され、コレによって「希望の党」に参加「出来ない」民進党左派が「無所属」でなくても出馬出来る様になった。無所属のままでは「政見放送が行えない」と言うデメリットもあり、落選濃厚で絶望的な選挙戦も少しはマシになるかも知れない。勿論民進党お得意だった「比例復活」の「ゾンビ議員」として当選する可能性も出ている。…あくまで「可能性」だが。
※余りにも醜悪な候補者。
枝野幸男の他に主なメンバーとして菅直人、赤松広隆、近藤昭一、長妻昭、阿部知子、辻元清美、初鹿明博、高井崇志、と言った前議員や海江田万里、山内康一、山花郁夫と言った元議員の名前が挙がっている。要するに「立憲民主党」のメンバー表がそのまま
「議員にしてはならない候補者リスト」
「仲間を増やし、勝利を目指して前に進む」(長妻昭)
と、鼻息は荒い。
…設立即選挙で、まともな組織も出来上がってなければ自前で育成した候補者など間に合う筈もない。その上多額の選挙資金、と言った要素を考えると「にわか新党」ではその辺りが「物理的な限界」なのかも知れないが、
「候補者全員当選」
なんて「夢みたいな」結果だとしても立憲民主党に「展望」は開けない。
解散時点を基準にすれば民進党の議席数は88だった。立憲民主党が共産党や社民、自由などと連携しても足して100議席以上は獲得しないと「野党共闘」した意味すらないと言える。立憲民主党が50人擁立して全員当選、なんて都合良く解釈しても共産党が現在の2倍以上に躍進出来る、と言うつもりなのだろうか?週末のNHK世論調査の結果は以下の通りだったのだが…
この結果だけが全て、ではないだろうが、コレを見る限り自民党も随分支持を落としているが、それでもその他の政党の支持率を足した数字を上回っている。その差を選挙協力や選挙戦術でカバーして「自公の議席数を『その他』が上回る」と言う結果に持ち込めたとしても立憲民主党としては「相容れない」希望の党との連携が大前提になる。勿論共産党も
と、明言している。例え「反安倍政権」と言う「共通認識」があったとしても「それだけ」の為に離合集散する姿を国民はどう受け止めるだろうか?
※与党側も厳しく批判している。
「議員になること」
以上にはならず、それ故「悪夢の民主党政権」同様、「出来もしない事を平気で言う」のである。国民としては「悪夢の民主党政権」での過ちを繰り返す理由も意味もない。今回の総選挙はその点に意義がある。従って「そういう民意」を明確に示さなければならないのである。立憲民主党は国政には要らない。
※立憲民主党などそんなもん。