産経新聞VS朝日新聞

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※論点をすり替えて批判する事自体間違っている。


「マヌケぶり」

がよく判る記事、と言えそうだ。
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朝日新聞10月19日の産経新聞朝刊のコラム「産経抄」に噛み付いた。産経抄」は紙面にはタイトルはないが、ネットで閲覧できる記事には付けられる。

「日本を貶める日本人をあぶりだせ」

と題されたそのコラムは以下の通りだが、
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コラムはマルタで「パナマ文書」の報道に関わった女性記者が殺害された一件を挙げ、報道の自由度ランキング」では日本は72位だが、こういう「言論封殺」で人命をも奪う事件が起きたマルタは44位と言う「現実」は日本への偏見、また「反日日本人による活動」に原因があると指摘する。

また、ニューヨークタイムズに日本の大学教授が寄稿した記事では先日の総選挙がテーマだったが、

「安倍首相は憲法をないがしろにして軍事力の強化を図る」

とか、

自民党勝利予測は『民意を得た』からではなく野党の分裂のせい」

とか、

「選挙結果は民意を反映しないものになる」

などと頓珍漢な主張で記事を読んだ米国人の対日観に誤解を与える内容だと言う。

更に記事の時点ではまだ結果が出ていなかった慰安婦関連資料の世界遺産登録問題にも触れ、国連を舞台に

「実態とかけ離れた慰安婦像を世界にばらまいたのは日本人活動家」

と、批判している。

反日日本人活動家」なる存在が日本に対する「誤った認識」を世界中に拡散させ、それが日本の国益を大きく毀損している、と言う指摘自体は間違いではないだろう。それが朝日新聞には気に入らなかったのか

「『非国民狩り』を提起していて、もはや報道ではなく憎悪扇動ビラ」

「異なる者に対して攻撃をそそのかす言説をまき散らす団体に、ジャーナリズムを名乗る資格はない」

「大手メディアによる排外的な論調がはびこることで差別のハードルが下がり、一般の人にも排他的な主張が広がる悪循環が起きている」

などと訳の判らぬ主張をする連中のコメントを取り上げて

あぶり出した後でどうしようというのか。こうした言葉が、排他的な言説を拡散し、増幅させることにならないか――。》

と、批判しているのだが…
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朝日新聞の知的レベルではそれに気付けない。

そもそも産経抄では「日本に対する外国からの誤解や偏見を生む原因になっているのは一部の『反日日本人』の活動のせい」と言っているだけで当人達をどうしろ、とまでは言っていない。また、そういう連中によって与えられた外国の「日本に対する誤解や偏見」を正そう、とは読めるが、それの何が

「排他的・差別的」

になると言うのだろうか?間違いを正す事を「排他的・差別的」とヘイトスピーチ扱いするのであれば

「言論は『先に言った者勝ち』」

訂正や間違いを指摘する「言論」は「ヘイトスピーチ扱い」で「封殺」される事になる。…朝日新聞の言う「言論」や「ジャーナリズム」とはそういう物なのか。

この産経抄からは「排外主義」や「差別」を煽る内容は読み取れないが、批判がそういう所になっている時点で論点がズレている。要するに朝日新聞産経新聞の記事を正面から批判していないのだ。その時点で「負け同然」で「炙り出された」に等しい。それを理解していないでの批判なのだから朝日新聞が滑稽に見える。

朝日新聞の知的レベルと言うのは「その程度」でしかないのだ。そんな体たらくで

「マスコミの役目は『権力の監視』」

だなんて言うものではない。そういう側面を否定はしないが少なくとも朝日新聞が「そのレベル」に達していない事はまず間違いなかろう。「権力の監視」は大いに結構だが

「監視する側がされる側より腐っている」

のでは意味がない。慰安婦や吉田調書、最近では「もりかけ」など朝日新聞のしてきた「報道犯罪」は産経抄が言う「反日日本人活動家」の活動そのものだ。結局「見る人が見れば」一目瞭然で

朝日新聞は『釣り』に引っ掛かった」

朝日新聞は『反日日本人活動新聞社』そのもの」

でしかないのだ。

報道ではなく憎悪扇動ビラ」

なのは言うまでもなく朝日新聞の方である。
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※それが「朝日新聞」「リベラル」だ。