サンフランシスコ市長、急死



米国サンフランシスコ市長のエドウィン・リーが亡くなった。心臓発作が死因なのだと言う。

本来であれば素直に「哀悼の意」を示すべきではあるが、何せサンフランシスコ市の反日団体が建てた出鱈目慰安婦像の寄贈を受け入れ、姉妹都市大阪市が反発して「姉妹都市解消」を表明する事態を引き起こした張本人でもある。その点で日本人としては複雑な思いになるのは致し方無い部分はあるだろう。

個人的には人の死、それも「急死」を揶揄したり「悪行の報い」だなんて言うつもりはないが、自らの過ちには自身の認識で気付いて欲しかった、と言う部分はある。そういう意味も含めて大阪市の吉村市長とは「キッチリ話し合って」貰いたかったが、それは永遠に叶わぬ事となってしまった。…残念な事ではある。

市長の急死を受けて、サンフランシスコ市が後継の市長を選ぶにあたって「出鱈目慰安婦像の是非」や「大阪市との姉妹都市関係の継続の是非」と言った点が何処まで「争点になるか?」と言う点は日本としても注視すべきだろう。吉村市長もこういう事態になるとは思ってもいなかっただろうから懸案の「姉妹都市解消」は後継市長が決まり、これらの問題に「どう向き合うのか?」見極めてからでも遅くはないのではないだろうか?不肖筆者は大阪市民ではないが、この件での吉村市長の方針は支持する立場だった。しかし、このまま姉妹都市解消をした後に出鱈目慰安婦像撤去派の市長が誕生すれば身も蓋もなくなる。大阪市としてもここは冷静な判断をする事を望みたい。また、エドウィン・リーがそういう市長であっても「公職在職中の急死」に変わりはない。その点において、故人の言動に思うところはある事は十分理解出来るが日本人としては「それはそれ」でキチンと「哀悼の意」を示して「故人の冥福を祈る」姿勢は見せるべきであると思う。それこそが

「日本人の美徳」

なのだから。