衝撃の平昌五輪開会式


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※漢の中の漢だ。

平昌五輪が開幕したが、開会式での衝撃。

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「上半身裸の肉体美」

を見せてくれたトンガの旗手、ピタ・タウファトファ選手が平昌でもやってくれた。…夏期五輪だったリオとは違い今度は冬季五輪で、だ。それだけでも

「漢の中の漢」

だと最大限の賛辞を送っても良いだろう。開会式にメダルはないが、もしあるなら「彼に金メダル」で異論はないだろう。

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トンガ王国の場所。

今回タウファトファ選手は「ノルディックスキー距離」に参加するとの事だが、彼は元々はテコンドー選手なのだと言う。しかも彼の国トンガは南太平洋の島国で、雪などまず望めない。彼自身

「3年前まで雪を見たこともなかった」

のに、である。

トンガの国王だった故トゥポウ5世は

「スキーチームを持つこと」

が夢だったのだと言う。前回のソチ五輪でもトンガから男子リュージュでの参加があったそうだが、今回のタウファトファ選手の参加がその夢への一歩になっているのは間違いないだろう。…日本としても是非ともその夢に協力してあげて欲しいものだ。

タウファトファ選手は普段はオーストラリアでホームレス支援施設で働いているのだと言う。彼が例え不得手でも冬季五輪に参加する事それ自体が多くの人達の励みになる事は間違いないと思う。

「オリンピックは勝つことではなく参加する事に意義がある」

を体現してくれている、と言えるだろう。平昌五輪、色々言われてはいるが、タウファトファ選手の参加に関してはそのパフォーマンス以上に意義がある。それは前向きに受け止めるべきであると言えるだろう。

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※是非とも頑張って貰いたい選手である。