朝日新聞の異常で愚劣な社説
《儀式の内容を一つ一つ(憲法に即しているか)点検する姿勢が肝要》
《神話に由来し宗教的色彩の濃い剣璽承継が、なぜ国事行為なのか。》
等と主張している。異常性ここに極まれり、と言ったところか。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102032630.jpg)
「儀式を行ふこと」
と言うのも含まれている。ここで言う「儀式」とは
「国家的性格を有する儀式」
を指す、と言うのが解釈なのだそうだ。憲法1条を見れば明らかな様に「天皇は日本国の象徴」なのだからその「地位の継承」が「国家的性格を有する」と判断して差し支えないだろう。つまり皇位継承に関する儀式全般が「国事行為」に該当する。要するに「憲法上の問題として疑問視」する様な事ではない、と言えるだろう。寧ろ皇位継承関連儀式を国事行為と認めない、と言うなら朝日新聞はどうしろと言うのだろうか?
と、何故か疑問視する。…愚劣にも程がある。
どの国であれ、大抵の場合、その成り立ちに「神話」が絡んでいる。その「神話」が実話ベースであれ、創作であれ、それがそのままその国の価値観のベースになっている、と言えるがそれを否定する、と言うのは「日本」と言う国家の価値観や伝統を否定する事を意味する。それで朝日新聞は日本に何をもたらしたいのだろうか?例え「剣璽承継」が「宗教的性格」を持つものと考えても国民の「信教の自由」を侵害したり特定の宗教を冷遇、又は優遇する性格のものではない。また国事行為全般は内閣が責任を持ち、その実行には内閣の「助言と承認」が必要だが内閣支持率を上げる為に安倍政権が皇室や国事行為を政治利用する訳でもない。新たな天皇、と言う「日本国の象徴」の存在を告知する以上の意味がそこにあるのだろうか?宗教的性格を帯びているから「一律にアウト」と断じる事と「皇室の伝統」として「日本国としてそれを継承していく」事のどちらが日本社会に有益か?を考えれば答えは明白だ。朝日新聞にはそういう視野が欠如しているのだろう。だからこんな愚劣な社説を書けるのだ。
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随分前から官僚達の間でも
「朝日新聞の主張の逆の選択肢が正解」
と言われていた、と言う話を聞いた事がある。反面教師として「敢えて」己を犠牲にしてそういう主張をしているのならまだしも、朝日新聞の場合は「本気で」主張しているのは疑いの余地はない。根っからの「反日」で「日本にとって有益な主張」を一切しない新聞社なのだ。日本人に必要なのは「そういう認識」である。
天皇や皇太子は成人年齢を「18歳」と皇室典範22条で規定している。これは未成年で即位し、摂政を置く必要性が生じた場合を想定し、その場合でも摂政を置く期間をなるべく短くする様にする為の規定なのだそうだが、民法改正で「18歳成人」となれば天皇や皇太子の成人年齢は「特別」でなくなる。それでこの規定に「不要論」が出て皇室典範改正の必要性も議論になったそうだが、保守層の反対もあり、結局皇室典範改正は見送られる方向だと言う。朝日新聞はこれについて
《意味を失った規定を整理するという合理的な考えが退けられ、典範に手をつけるのは冒涜・不敬だとする言動がまかり通ることだ。》
と言う。「意味を失った規定を整理する」と言うのが「合理的な考え」と言うなら
「憲法9条の言う『平和主義』」
も現在日本を取り巻く安全保障情勢下で「既に意味を失っている」のだから
「憲法9条を改正し、不測の事態に対応できる態勢を整える」
事も「合理的な考え」ではないのか?同じ論理で
ではどう考えても筋が通らない。朝日新聞は自身が行っている
の危険性を「自分達の論理」で考えるべきであろう。…要するに民進党同然の「ブーメラン」である。言論機関がこの程度では話にもならない。やはり「朝日新聞は世間に有害」でしかなく、「廃刊か日本から出ていくか」の2択から自分達の道を選ぶべきだ。今回も当然
「朝日新聞の主張の逆」
で正解である。