どの路線を選んでも「埋没」しかない国民民主党


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32日間の延長となった国会、延長に反発するゴミカス国賊野党が日程協議に応じず、延長初日から空転、と言う異常事態となったが、22日に

「25日に安倍首相出席の予算委員会集中審議」
「26日に働き方改革関連法案等の委員会総括質疑」
「27日に党首討論

と言う日程が与野党で合意となり、国会は正常化へと向かう。

しかしながら重要法案は悉く衆議院を通過している為、議論の中心は参議院となる。だが、「野党第一党」は衆議院では立憲民主、参議院では国民民主と「ねじれ」状態となっている。これがどうも

「野党同士の不協和音」

に一役買っている様なのである。

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立憲民主党は「審議拒否」を無駄に振りかざして強引に自分達の主張を押し通そうとするが、国民民主党は「対決より解決」を掲げている。それ故自分達の主張をゴリ押しせずに

「話し合いの場には出て来て折り合える着地点を模索する」

肚なのだろう。そういう方向性を志向しよう、と言う姿勢「だけ」は立憲民主党よりは「マシ」な姿勢だと評価出来る。そうする事で国民民主党として「ゴミカス国賊野党」路線からの差別化を謀り、国民からの支持を得ようと言う狙いなのだろう。

だが、現実はそんなに甘くない。
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※こちらは日テレの調査結果。

NHKの世論調査では国民民主党の支持率は1.1%、日テレの調査では0.4%に過ぎない。立憲民主党NHKの調査で8.9%、日テレの調査で10.2%と、「野党同士で比較しても野暮」レベルの絶望的な差がある。どちらの調査でも国民民主党の支持率は共産党どころか社民党をも下回っている。「ゴミカス国賊野党」陣営に留まっていても国賊野党5党の中で支持率4位では存在感など発揮出来ない。かと言って今更与党サイドにすり寄る、なんて真似はもっと出来ない。どちらにしても来年の参議院選挙で没落は必至であろう。国民民主党が独自路線を模索するのは党としても「そういう認識」があるからに他ならず、当然ながらそれは「危機感の裏返し」でもある。

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要するに国民民主党は「もがいている」だけなのだが、既に国民の評価は

「何を言おうがしようが所詮は元民主党

と言う辺りでほぼ定着している。しかも分裂した民進党の一部が「元の鞘に収まった」だけでしかないのだから尚更だ。だから今回の国会日程の合意も

「他の野党に根回しをせず」

行い、立憲民主党から反発を買っている。…その辺りが「如何にも」なのだが。

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※こういう台詞は国民民主党には百年早かったか。

国会日程の協議は野党第一党が野党を代表して対応するのが通例の様だ。その点から見れば参議院での国会日程を参議院野党第一党である国民民主党が対応するのは当然、と言う事にはなるが、あくまで「野党代表」なのだからそれなりの根回しは必須であろう。こういう事でさえ「他者への配慮」が出来ない連中が「他者への思いやり」と言った精神を持っている筈もない。それだけでも

「国民民主党が政権を担う資格はない」

と断ずるに十分過ぎる。

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※もっとも立憲民主党の言うことなど無視して構わないが。

蓮舫はこの様に反発したが、立憲民主党の言う「丁寧な国会審議」とは

「100%立憲民主党のペース」

を意味する。こんなクズ共の言う事に耳を傾ける必要はないが国民民主党はこうやって「野党共闘」の枠組みから外れ、かと言って独力で政府与党の主張を反証出来る能力がある訳でもない。つまり

「『野党共闘』戦線で埋没するか独自路線で埋没するか」

の選択を迫られていたに等しい。流石に「元民主党」なだけの事はある。どの路線を選んでも国民民主党には先はない。選ぶ道は違っても「ゴミカス国賊野党」に変わりはないのである。