負けて強しの日本代表を貶める韓国


※悪夢の瞬間…

サッカーW杯決勝トーナメント、日本代表はベルギー代表との一戦に2ー3と逆転負けを喫して「史上初の8強」は成らなかった。後半早々に2点取った時点で「勝てる」と思った方も多いだろう。かく言う不肖筆者もその一人だった。

ベルギーは世界ランク3位。日本は61位だった。普通なら賭けの対象になるかさえ怪しいレベルだが、この大会で日本は下馬評の低さを何度となく跳ね返して世界を驚かせた。「負けて強し」を世界に印象付けた、と言っても過言ではないだろう。この経験が日本代表の大きな糧になるのは間違いないであろう。結果は残念だが、今後の日本代表の成長に期待したい。

試合内容だけではない。日本のサポーターが結果とは無関係にスタジアムを清掃して帰る事は既に知られているが、

※日本は敗れてしまったが、サポーターは腐らずスタジアムを清掃。…素晴らしい精神。

サポーターだけでなく選手も同様に
※日本代表の使用後のロッカールームに世界が感動した。

使用したロッカールームを綺麗に清掃、しかもロシア語で「ありがとう」と書かれたメモを残して行ったのだと言う。理想的な「立つ鳥後を濁さず」が世界を驚かせ、感動させた事は言うまでもない。

だが、世界で唯一、そういう流れに与しない国が存在していたらしい。

韓国で中継されていた日本vsベルギーの試合は公共放送のKBSの担当だったが、解説者がベルギーの3点目のゴールの際に

「シャドリ、ありがとうございます。シャドリをなぜ(試合に)投入したのかとさっき話しましたが、間違っていました。謝ります。ありがとうございます」

と、発言していた事が韓国で

「公営放送のKBSでこのような不公正な解説をしてもいいのか。いくら日本が勝つのが気に入らなくても、解説は公平にすべきではないのか」

「日韓戦でもないのにこのような不公正中継をするなんて。解説者ならもっと中立性を守って中継するべきだ」

などと批判の対象とされ、解説者謝罪に追い込まれた、と言うのだ。

だが、その釈明は「火に油を注ぐ」結果しか生まないレベルであった。

「本能を隠せなかった。敗れたチームには申し訳ない。瞬間的にそのような言葉が出てきた」

「韓国サッカーと日本サッカーは比較される側面があり、日本の競技力が良かった。長所と特性をよく生かしていた。我々が小さく見える状況もあった。瞬間的に本能が発現した」

…コレが「釈明」だと言うのだから呆れてしまう。

どの国のどんな解説者でも「自国VS他国」の試合であれば「自国びいき」の解説になるのは避けられない。それは致し方のない部分ではあるが、自国が絡まない試合であれば公共放送だろうが何であろうが解説が公正であるべきなのは論を待たない。勿論、こんな事は韓国でしか起こらない事であると言える。しかもそれを
「本能」と言ってしまう時点で「論より反日」が骨の髄まで染み込んでいるのだろう。救いがない、と言うレベルを遥かに超越している。

このハン・ジュンヒとか言う韓国の解説者の解説を聞きながら試合観戦していた日本人は居たとしても極少数であろう。試合時点で韓国に居たのでもなければわざわざKBSで観戦する意味はない。だからこのハン・ジュンヒとか言う解説者はわざと「反日解説をしたのではないか?」と疑いたくもなる。その方が「ウケる」と考えたなら有り得ない話ではないだろう。口先三寸に騙されてはならない。


そもそもグループリーグ戦でのファウル数、日本は最も少ない国だが韓国は「最も数が多い」国だった。その時点で「一緒にするな」と言うレベルなのは言うまでもない。また、韓国は今大会で世界ランク1位のドイツを破る金星を上げたが、世界を感動させるには至っていない。


サッカーであるだけに「勝ち負け」も重要ではあるが、それを超越した「何か」を日本は残して行った。対する韓国はどうか?そういう所で既に「埋めがたい差」が出来上がっているのだが、解説者なら「反日」に走るのではなく、そういう日韓の差を認識して自国の代表に警鐘を出すべきであった。

尚、W杯の決勝トーナメントで2点ビハインドからの逆転劇は48年ぶり3度目のケースで、かつ途中出場した2選手がそれぞれ得点を記録したのは初のケースだったらしい。また、後半24分のDFヤン・ベルトンゲンのヘッド弾は1966年の集計開始以来、頭での大会最長ゴールだったらしい。つまり、ベルギーのゴール全てが「持っていた」とも言えるのである。それが「実力の差」なのか「ミエナイチカラ」なのかは何とも言えないが、いずれにしてもそれを乗り越えないと日本も8強から先へは進めないのだろう。韓国など相手にしている場合ではない。日本代表には「もっと先」を見据えて頑張って貰いたいものだ。