偽りの建国記念を推進する文在寅の



「8月15日」と言うのは日本では「終戦の日」。先の戦争で亡くなった人達を偲び、戦争の惨禍を繰り返さない、先人の犠牲を無駄にしない、と言う事を誓う日、と言えるであろう。一方韓国では「光復節」として「日本統治からの解放」を祝う日である。韓国で「8月15日」と言うのはそれだけではなく、韓国初代大統領李承晩が1948年のこの日、大韓民国の樹立を宣言した日である。

つまり韓国では「建国記念」より「日本統治からの解放」の方が意味を持つ、と言う事らしいが、だからと言ってそれを「歴史認識を変える」理由にしてはならないのは言うまでもない。それは当然の話なのだが、文在寅の阿呆にそれを理解する器量はないらしい。

イメージ 1
イメージ 2
※幾ら吠えても個人の思想信条で歴史認識を変える事は出来ない。

「韓国の建国」については保守層に支持が多い「1948年8月15日」と、左翼層に支持が多い「1919年4月11日」と言う見解が対立している。前者は先述した様に韓国初代大統領李承晩が1948年のこの日、大韓民国の樹立を宣言した事を根拠にしている。一方「1919年4月11日」と言うのは「自称大韓民国臨時政府」が上海で発足した日であり、「大韓民国」と言う国号の使用や憲法があった事、そして現行の韓国は憲法で「大韓民国臨時政府の後継」と位置付けられている事が根拠だ。

そんな「どうでもいい論争」など韓国人だけで気が済むまで勝手にやっていれば良い、と言われるとそこまでなのだろうが、一応言っておくと李承晩が建国を宣言した「大韓民国」は国際的な承認を得て国家として今に至っているが、「大韓民国臨時政府」を国家承認した国は皆無だった。つまり国際法上、「大韓民国臨時政府」は「単なる私兵武装組織」としか言い様がなく、現在で言えばISILやボコ・ハラムの様な「テロリスト集団」でしかないのだ。しかも日本統治の後のアメリカ軍政期に解体させられているのだ。

それでも尚、「大韓民国臨時政府」を自分達の前身、と言うなら

「現在の大韓民国はテロリストが作った国家」

と、認めるに等しい。勿論国際社会を敵に回すだけだが、文在寅は韓国で弁護士のクセにそういう国際法の知識は皆無らしい。「阿呆」である所以だ。

イメージ 4
※「阿呆」は放っておくに限る。

しかも文在寅は演説で

親日の歴史は決してわれわれの歴史の主流ではなかった」

と、保守政権を「親日勢力」を温存した政権とみなして清算しようとする意思を明確にした。「親日」は弾圧する、と言う宣言にも受け取れるし、「反日が国是」と宣言したにも等しい。いずれにせよ、幾ら日本側が「日韓友好」などと言った所で向こうの本音、と言うのはこういう事なのである。それでも「日韓友好」なんて主張する意味があるだろうか?

イメージ 3
※韓国と「判り合う」なんて土台無理な話。

…要するに文在寅は「日本と判り合う」事を拒絶した、と言う意味でもある。ならば日本も同様にそれなりに「距離をおいて」韓国に接するべきであろう。向こうがそうである以上、情け容赦は無用だ。毅然とした対応が出来るかどうか?日本にもそれは問われているのである。