「キャラバン」は迷惑でしかなかった

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※壁が無ければ簡単に国境を突破されていたかも知れない。

「やはりそうなったか」

そう思わざるを得ない展開である。

アメリカへの移民を目指す「キャラバン」と呼ばれる中米からの移民集団、アメリカ国境まで到着していた。そこにはトランプ大統領が建設させた「国境の壁」が立ちはだかっているのだが、「キャラバン」の一部は強行突破を試み、アメリカ税関・国境警備局が催涙ガスなどで応戦、数十人が身柄を拘束される騒ぎになったのだと言う。
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記事では

「メキシコ警察当局が39人の身柄を拘束」

と、しているが、翌日の記事では

「国境を強行突破した69人がアメリカ国境警備局に身柄拘束され、メキシコ当局は不法に国境を超えようとした98人を強制退去処分にした」

のだそうだ。トランプ大統領
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こう言いたくなる気持ちも判ると言うものだ。

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※勿論上空からも監視していた。

トランプ大統領がこの様な事態を予見して大統領になる前から

「メキシコとの国境に壁を作る」

と言っていたのであればしの先見の明は流石、と言うべきであろう。尤も当時は支持者へのウケ狙いで言っていた可能性も無いわけではなさそうだが、どちらにせよ、

「国境に壁を作って不法移民の流入を阻止」

と言う役には立った訳だ。結果論、と言われればその通りだが、トランプ大統領の判断は間違っていなかったと言える。この壁が無ければ怒濤の如く押し寄せるキャラバンの連中を制御出来ずに国境を突破されて大量の不法移民がアメリカ国内に入り込んでいた、なんてアメリカにとっては最悪の事態も有り得た事は確かであろう。幾ら「トランプ嫌い」でもメディアはキチンと大統領の「良い仕事」を正しく、客観的に伝えられるのだろうか?

※不法移民が相手なら女子供でも容赦ナシ。

前述の様に国境を不法に超えようとした「キャラバン」に対し、アメリカ国境警備局は催涙ガスで応戦した。そこには上記画像の様に女性や子供もいた。画像からは「容赦」など微塵も感じられず、正規の移民希望者にこの対応なら「鬼畜の所業」と非難出来るが、多くの人が忘れ、かつメディアは意図的に報じないが「キャラバン」は「不法移民」である。勘違いしてはならないが、トランプ大統領

「移民を拒否する」

とは一言も言ってはいない。彼が拒否しているのは

「不法移民」

である。アメリカに移民して生活したいのであればアメリカの定める入国手続きを踏んで「移民として入国しろ」と言う事だ。アメリカに限らず、どの国であろうが

「入国は移民の権利ではない」

のである。あくまでも入国の是非は

「その国の裁量」

であり、それなりに理由があって入国を拒否する事は「人権侵害」とは言わない。
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※「入国」は「移民の権利」ではない。

この状況は「キャラバンがアメリカを目指している」と明らかになった時点で十分に予測できた。だが、この件で特筆すべきはメキシコ当局の対応であろう。
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※「キャラバン」の実態を見てメキシコ当局も見方を変えたか。

「キャラバン」は中米からアメリカを目指していた。画像を見れば明らかな様に徒歩での移動だ。当然だが、その場合、メキシコ領を縦断する事になるが、連中がアメリカとの国境に居る、と言う時点でメキシコ当局が連中の領内通行を許可していたのは明らかだ。だが、今回の騒動を受けてなのか、メキシコ当局はアメリカへの不法入国を試みた約600人を強制退去処分にした。

今回騒動を起こした連中が滞在しているティフアナと言う町では連中への支援で日本円にして一日280万円以上の支出を余儀無くされているらしい。既に財政負担も半端無いレベルで現在で5~6千人もの「キャラバン」が居て、後続を含めると万に迫る勢いらしい。その上今回の騒動は

アメリカに入国させろ」

難民認定を早くしろ」

と言った要求を掲げたデモの最中に一部が暴徒化して起こった。今回はストレートにアメリカ国境を目指したが、例えば

「もっと待遇を良くしろ」

なんて要求を掲げてデモを行い、町中で暴れられたらメキシコだって堪らないだろう。こんな連中には「自分の国へお帰り願う」のは当然であろう。

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※毎回暴れているのではメキシコだって堪らない。


「人道的危機だ」

として国連に支援を要請する考えを明らかにしている。一人や二人なら兎も角、万単位で居られるのでは

「迷惑極まりない」

のだろう。強制退去させた所でまたアメリカ国境を目指されたら元の木阿弥だが、毅然とした対応をしないと後々困るのは自分達、と言う事なのだろう。何処までも迷惑な連中である。