「またもや」のルーピーの妄言

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※ご冥福をお祈り致します…

沖縄県ジュゴンが死んでいるのが見つかった件に絡んで、ルーピーが「またもや」妄言を吐いている。

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ジュゴンは国の天然記念物に指定されている絶滅危惧種海獣である。沖縄本島周辺には3頭しか生息が確認されていない、とも言われており、その通りなら大変な事態である事は間違いないだろう。

だが、ルーピーに言わせると

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と、「辺野古での埋め立てが原因」としているが、そもそも「最低でも県外」と沖縄の反基地世論を煽るだけ煽って問題を迷走に次ぐ迷走に追い込み、最後に

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辺野古移設を「閣議決定」したのはルーピー

辺野古移設を閣議決定」したのは他ならぬ鳩山内閣だ。安倍政権はその方針を受け継いでいるだけだ。

辺野古での埋め立てが原因ジュゴンが死んだ」

と言うならその根本的な原因はルーピーの政治判断にある、とも言える。そこには言及しないのか?

ルーピーは沖縄の地理を知らないのだろう。

…それ以前に地図を見れば一目瞭然なのだが、今回ジュゴンが死んでいるのが見つかった今帰仁辺野古沖縄本島を挟んで反対の位置にある。発見されたジュゴンには外傷があったと言うから、何らかの理由で怪我をしてその傷が原因で死んでしまったものと推測されるが、そうだとしたらルーピーの言い分では

辺野古で埋め立てに投入された土砂がジュゴンを直撃し、ジュゴンが負傷、その状態で沖縄本島を半周して今帰仁に辿り着き、そこで力尽きた」

若しくは

辺野古での土砂によって死亡したジュゴンの死体が今帰仁に流れ着いた」

と言う事になる。どう考えても現実味がない。流石「ルーピー」と呼ばれるだけの事はある。

こんなバカな事を言うから多くの国民に批判され、民主党政権は全く評価されないのだが、その意味をまるで理解していない。先述した様に「現在行われている辺野古への移設」を決定したのは鳩山内閣なのだからそれを受け継いでいる安倍政権を批判する資格はルーピーには最初から「ない」。政治家を引退したとは言ってもこんなルーピーにでも「元首相」と言う肩書きは永遠に付いて回る。その意味では「単なる民間人」と同列には扱えない。勿論ルーピーにも「言論の自由」「表現の自由」「思想信条の自由」は保障されなくてはならないが、無意味に世間を混乱させたり、公益を害する自由までは保障されてはいない。ルーピーの言動はそれ以前の「無責任の自由」の標榜でしかない。それは憲法が保障する「人権」の範疇を越えている事は最低限理解するべきなのだが、それを理解出来ないから「ルーピールーピーたる所以」なのだ。

だが、こんなルーピーでも一つだけ使い途はある。朝日新聞同様、

「国家として重要な判断はルーピーの主張の逆が正解」

と、言う事だ。「国家百年の計」などこの阿呆には永遠に縁のない言葉だ。ルーピーの言動は所詮は目の前の餌に目の色を変えて飛び付く動物園の動物と大差ない。それを認識するだけでも日本は進むべき道を誤る事はない。それを明確にしている事だけがこの者の言動の「唯一の意味」である。