GSOMIA破棄のツケは韓国が自身で払え
※文在寅政権は「本物のバカ」だと自ら証明した。
文在寅が「考えられる限り最も愚劣な」手段で日本の「輸出管理体制強化」への対抗策を打ち出してきた。言うまでもなく
「GSOMIA破棄」
である。
「GSOMIA」とは軍事機密情報をやり取りする際、第三国への機密漏洩防止する為に締結される協定である。韓国の破棄によって自衛隊は今後、韓国軍と情報のやり取りをする場合、自衛隊の機密情報や米軍はじめ、NATOやオーストラリアなど同様の協定を締結している国の機密情報を韓国軍に対して非開示で対応する事になる。もっとも韓国には
と言う疑いは常に付きまとう。何せ韓国は「国際法を守らない」国である事は実証済み、と言っても過言でない程、その具体例は存在する。徴用工問題での異常判決然り、対馬の仏像盗難事件への対応然り、竹島侵略然り…挙げていけばキリがない。また、自衛隊機への火器管制レーダー照射事件で既に
と言う認識が既に定着している。そんな相手に機密情報を開示して「第三国に漏洩されない」と考える方がどうかしている。その観点だけで言うなら日本に余り痛手はない、と言える。必要な情報は米軍から貰えれば済む話だからだ。
一方韓国は自ら破棄したとは言え、相当のリスクを背負う事になる。GSOMIAの継続はアメリカからも強い要請があった。「日米韓の連携こそが極東の安全保障の鍵」と、考えているからだ。だからわざわざ高官を派遣して文在寅にも直接その意向を伝えたにも関わらず、文在寅はそれと真逆の対応で返答した。アメリカの面子は丸潰れだが、一方で文在寅は支那と
「日米韓の安保協力を軍事同盟に発展させない」
事を約束していた。同盟国のアメリカの意向より支那との約束を優先させた訳だ。「韓国は支那北朝鮮チームに与します」宣言したに等しい。アメリカからすれば「米韓同盟破棄」口実にもなる程の行為だが、文在寅の知能ではその意味は理解出来ないのだろう。
要するに
「『韓国を信頼出来ない』と明言し、一方的に『ホワイト国除外』を行った日本とGSOMIAを継続する事は韓国の国益に反する」
と言う事らしいが、韓国を「グループBに格下げ」した理由は世耕経産相が明らかにしている。
韓国のキャッチオール規制は大量破壊兵器とミサイルだけが対象で通常兵器については法の定めがない。勿論韓国以外にもそういう国があり、その中には日本が輸出優遇措置をしている国もある。だが、そういう国とは個別の話し合いの結果、「信頼に値する」判断してその様な扱いにしているが、韓国とは「話し合い」すら行えず、またその責任を日本に「虚偽の理由で」転嫁した。そんな国を「信頼に値する」どうして言えるのか?だから答えは必然的にこうなる、と言う訳なのだが、韓国にはそれが理解出来ない、と言う事でもある。
また、河野外相は
と、河野外相は指摘しているが、それは当然であろう。輸出管理体制強化対抗、と言うなら韓国は輸入した戦略物資の韓国内での使用状況を全て明確にすれば良いのだから。それが出来ない、と言う時点で日本からすれば「疑惑は深まる」結果しか生まない。
※国を危機に陥れても「反日」が大事らしい。
ここまでのリスクを背負ってまでGSOMIA破棄に踏み込む理由は一体何か?任命しようとしている閣僚候補の一人に複数のスキャンダル疑惑が出ており、そこから目を反らさせる為とも、来年の総選挙に勝つため、「日本に屈した」と言う姿勢を見せられないので「勝ち目のない喧嘩」をするよりないとも言われているが、どちらにせよそれでこの決断、と言うならあまりにも大局観が無さすぎる。文在寅は「韓国」と言う国の存在意義からして理解していないのか?それとも否定したいのか?いずれにせよ「韓国にとって有害」なのは間違いない。