学問まで反日

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「金剛提灯花」という植物がある。朝鮮半島固有種の植物で8~9月に花を咲かせるという。この植物の学名は「ハナブサヤ・アジアティナ・ナカイ(Hanabusaya asiatica Nakai)」といい、発見した日本人植物学者中井猛之進と彼に朝鮮半島の植物研究を進めた初代朝鮮日本公使花房義質の名前に因んでいる。
その他にも朝鮮花菅・平壌知母と呼ばれる花の学名(Terauchia anemarrhenaefolia Nakai)には寺内正毅初代朝鮮総督の名前が入っている。また、鬱陵島が原産地である島提灯花の学名は「カンパヌラ・タケシマ・ナカイ(Campanula takesimana Nakai)」と、言うそうだ。これらのような朝鮮半島が原産地だったり固有種に日本に因んだ学名の植物があるのは怪しからんと韓国人学者が言い出したと言う。呆れかえるばかりである。

学名変更というのは簡単に出来るものではなく、分類学上の変更や訂正といった余程の理由がないと出来ない決まりである。従ってこれらの主張は却下されるのはまず間違いない。
これをめでたしめでたし、で済ます訳にはいかない。基本的には日本に因んだ学名が標的にされている点から学術的な意味ではなく単なる反日工作の一環であろう。ここまで異常な反日工作をする前に学問の国際ルールの勉強でもした方がいいに決まっているが。

…研究以外の分野でも韓国人学者の非道は非難されている。 
例えばこんな話。
アメリカで発見された新種とおぼしき巨大竜脚類化石に「ウルトラサウルス」と裸名(非公式な命名)を付け、研究していたアメリカ人学者がいた。しかし裸名では公式な命名にならない。そこにつけ込んだ韓国人学者は韓国で発見された全く無関係の別種の恐竜化石に先に「ウルトラサウルス」と名付けて論文で発表してしまった。こうなると先に「ウルトラサウルス」で研究していたアメリカ人学者はその名は使えなくなってしまった。

…この話、筆者は恐竜関係の本で読んだが、その著者も学界の仁義を弁えない行為と非難していた。当然の話である。しかも韓国の「ウルトラサウルス」はその後の研究で種としての独自性を疑われるオチが待っていた。こうなると単なる嫌がらせでしかない。

学問を他者を貶める道具に使うのは誤りである。学問もスポーツ同様国境はない。韓国人学者は研究云々以前にそこから始めてはどうだろうか?
トキの学名は「ニッポニア・ニッポン」である。これにもそのうち文句を付けてくるのだろうか?反日が全てに優先している限り韓国に明日はない。それを自覚して韓国人には学問の研究をしてもらいたいものである。