韓国の勘違い

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韓国紙中央日報と言うのは韓国では有力紙だそうだが、そのコラム(対日関係がテーマのもの)は記者の無学、無知、無見識が原因の厚顔無恥かつ噴飯ものである場合が散見される。
韓国側も現状の対日関係に危機感を抱いて関係改善を訴えたいのは理解できるが、それを阻害する原因の一つに韓国側の勘違いがある。

あるコラムでは日韓関係改善のヒントを第二次大戦後の仏独和解に求めていた。
…この時点で前提からしておかしい。

先ず日本をナチスドイツに準えている事自体が誤りである。
ヒトラーと違って日本は大東亜戦争の目的に「アジア諸国の欧米植民地支配からの解放」を掲げていた。民族浄化を掲げ明らかな侵略戦争をしていたナチスとは違う。その違いすら認識出来ない前提の論評に一体何の意味があるのか?

更に自らをフランスに準えている点。第二次大戦における韓国の立場はフランスではない。最も近いのはオーストリアであろう。

オーストリアナチスの武力によって英仏等の反対を押し切る形で併合された。日本が国際法上問題なく韓国を併合したのとは違って。
そしてナチスの一部として第二次大戦を戦い、ナチスの敗北後連合国に分割統治された。再独立して自らもナチスの被害者だと主張したものの、周辺国から反発され結果自らもナチスと共に行った加害を認めている。

韓国はと言うと自分達は被害者だと主張し、日本は加害者、韓国は被害者という図式に固執している。
実際には当時朝鮮半島には徴兵はなく、朝鮮半島出身兵は皆募兵だったと言う。しかも倍率は30倍前後だったらしい。その一人は現在大統領の朴槿恵の父、朴正熙その人である。また、靖国神社で英霊として祀られた2万人以上の朝鮮半島出身兵も同様なのである。つまり朝鮮半島出身兵は全員自らの意志で日本人として戦った訳だ。何の被害者なんだか?

第二次大戦後のフランスとドイツの和解を念頭に「不幸な歴史を乗り越えるに当たり、痛みを伴う決断も必要」と言ったのはフランスのオランド大統領である。大統領自ら「加害者と被害者の関係は千年経っても変わらない」と宣う韓国にそんな真似が出来るとでも言うのだろうか?

そもそも日韓併合後、日本は100にも満たなかった小学校を4000近く作り、身分差別から解放した朝鮮人に平等な初等教育を行い、僅か4%だったハングルの識字率を35年の統治時代で46%まで改善した。因みにハングルと漢字を組み合わせて漢文を読み下すスタイルは福沢諭吉の考案である。
更に植林や大規模なインフラ整備、土地の所有の明確化、耕地の拡大、そして平均寿命、人口は倍にした。そういう事実を無視して何が被害者だ。何が七奪だ。

もっと言えば韓国の勘違い、自らを「戦勝国」だと考えている点である。
第二次大戦中、上海に「大韓民国臨時政府」があり、抗日戦線を戦ったからだと言う。
大韓民国成立は1948年。そうでなくてもその主張が通用するのはその臨時政府が他国に承認されていればの話であって、承認した国は連合国にもない。つまり「大韓民国臨時政府」と名乗っていても国際的承認のない私的戦闘組織に過ぎない。要するに現在のアルカイダ同様のテロ組織と言う事だ。流石テロリスト安重根を英雄視するだけある。

この様な事実を無視して自国の都合の良いように歴史を歪曲・捏造・隠蔽しているのが韓国の実態であり、更に国際法無視、自国基準・認識の押し付けが日本との所謂歴史認識問題の原因なのである。

日本はこの点で譲歩してはいけない。遅まきながら竹島領有権の正当性を訴える動画を作った様にこれら韓国の実態を様々な手段で発信すべきなのである。その手始めが河野談話村山談話に代わる新たな談話であり、日本の認識である。また、何故か韓国のこういう実態を報道しないマスコミもこの様な事実や認識を発信しなくてはならない。「日本は韓国に加害行為をした。」と後ろめたい前提で韓国の実態を報道しないのも反日行為に相当する。是非ともマスコミには事実を事実として報道して貰いたい。