A little crazy

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アメリカ元国防長官のゲーツ氏、彼は共和党ブッシュ政権民主党オバマ政権の両方で国防長官を務めた人物である。

そんな異色の経歴を持つ彼が回顧録を出版したがその内容が衝撃的であるという。

現職のオバマ大統領を痛烈に批判していると言われるが、更に韓国元大統領盧武鉉を「A little crazy」と評して韓国側で波紋を呼んでいる。経緯は以下の産経新聞記事より引用。

ーゲーツ氏は2007年11月に会談した際、現職の大統領だった盧氏が「アジアにおける安全保障の最大の脅威は米国と日本だ」と述べたことを暴露し、盧氏を酷評した。

 ゲーツ氏の批判に左派系のハンギョレ新聞は「大統領への露骨な非難は非常に異例で、度を越えた」と指摘。保守系紙の朝鮮日報論説委員もコラムで「同盟国の大統領をひどい言葉で非難するのは苦々しい」と反発し、同紙の一般記事も発言が「今後、波紋を呼びそうだ」と問題視した。ー

では問いたい。ゲーツ氏の暴露が事実ならばそれと盧武鉉がゲーツ氏に言った「アジアの安全保障における最大の脅威は米国と日本だ。」とどっちが失礼なのか?

かりそめにも米国は韓国にとって同盟国であり、在韓米軍の存在は韓国の安全保障に資してる筈である。それを無視して当の米国を「アジアの安全保障の脅威」と曰う方がどうかしている。ゲーツ氏が「彼は反米的で少し頭がおかしい(=A little crazy)」と判断したのは発言が事実ならば寧ろ当然だろう。

それを批判する韓国メディアもどうかしている。自分達が相手に何を言おうがお構いなしで相手の批判は許さない、と言うのならばそれは余りに独善的な考えである。

しかし残念ながら韓国人と言うのはこういう考えしか出来ないようだ。「自分達がやる事は全て絶対善で自分達への批判は絶対悪」と言わんばかりだ。何も日本だけがその対象ではなかったようだ。

ゲーツ氏と盧武鉉のやり取りが事実か否かは同席していた人物にしか判らないが、こういう韓国人の考え方を世界中が知ってこの国の異常な思考回路に気付いてもらいたいものだ。日本に対する異常な反日思考回路もこれと同質のものだという事も。

…どうやら原因は彼等特有の事大主義と歪んだ小中華思想にあるようだが、本人達がそこに気付く日は果たして来るのだろうか?そこに気付かない限り日本との所謂歴史認識問題の解決には繋がらない。ゲーツ氏の回顧録アメリカもそれに気付いてもらいたいものだ。