日米蜜月ではないのか

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先日のオバマ大統領来日の際、オバマ大統領は明治神宮前を訪れて流鏑馬を見学したが、この時安倍首相の同行を断っていたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140429-00000019-mai-pol

…理由は日程の都合と言うが恐らく嘘ではないか?TPPで合意出来なかったのが理由ではないかと勘ぐりたくもなる。

尖閣諸島日米安保の適用範囲内」と発言して日米同盟の緊密さ、絆の強さをアピールして支那を牽制するのも今回のオバマアジア歴訪の目的ではなかったのか?…そうだとすれば日本の文化に触れるのは結構だが、そこに日本の首相が同行していない時点で支那あたりからすれば「日米同盟磐石に非ず」、とナメている可能性すらある。

オバマ大統領はビジネスライクに物事を進めていくとも言われているが、外交はビジネスではないだろう?日程云々で多少損したり窮屈になっても日米同盟磐石をアピールするならオバマ大統領は安倍首相と明治神宮前に行くべきだったのではないかと思うのである。

前任のブッシュ(Jr.)大統領と当時の小泉首相は一緒に明治神宮に行っている。その時に比べると日米蜜月と果たして言えるだろうか?ましてや支那による尖閣諸島侵略という問題が眼前にあるのに、である。それを日米同盟の隙間風と支那に受け止められ、隙をつかれなければいいのだが…

当初日米同盟は対ソ連であったが、今は尖閣に限らず海洋進出と称する支那の侵略への抑止力であるべきだ。しかし、日本の安全保障は日本自身でやるべきだ。それには集団的自衛権の行使解禁だけでは足りない。改憲して国防軍を設立するとかするべきだと思うのだが…?