非礼・非常識な韓国ホテル

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7月11日の「自衛隊の日」(自衛隊創立記念日)記念レセプションが当初、ソウル市中区内のロッテホテルで開かれる予定だったが、韓国メディア・東亜日報が同レセプション開催の予定があることを報道したところ抗議が相次ぎ、同ホテル側が開催前日の10日になって会場提供を拒否したため、急遽場所が変更された事件が波紋を呼んでいる。在韓日本大使館は毎年「自衛隊の日」にレセプションを開いており、昨年もロッテホテルで開催されていたというのだが…?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140712-00000825-chosun-kr

そのロッテ・ホテルは韓国最大のホテルと言って良く、同じ場所には日本統治時代の戦前、唯一の本格的な洋式ホテルだった「半島ホテル」があったそうだ。 後に在日韓国人系のロッテ・グループが買い入れ79年、新築のロッテホテルを建てた。実質的には日本系みたいなもので、日本人客に人気のホテルとして知られる。 歴代首相をはじめ日本の政財界要人はほとんどロッテホテルに泊まり、日本関係の行事開催も多かったそうだ。

自衛隊の日」は大使館の武官が主導し、韓国に滞在する日本企業関係者・報道関係者のほか、韓国の軍人・外交官・政治家・学者・駐韓外交官らを招待してきた。内容としては「日本大使が簡単な挨拶をし、食事を共にする社交の場。集団的自衛権のような問題が取り上げられるような場ではない」そうだ。およそ常識的な感覚ではそういう社交の場を開催前日に使用拒否など有り得ない。非礼・非常識にも程がある。韓国一流のホテルと言ってもそんな程度でしかないとしか、日本からは受け取れないだろう。

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原因は明らかである。安倍首相による日本の集団的自衛権行使容認に対する韓国世論の反発であろう。しかしこれは日本の国内問題。韓国が口を挟む資格はない。ホテル側は「国民感情を考慮した上での決定」とした上で「行事について事前に正確な情報もなく、またそれに対する確認も行われていなかった。そのため国民の皆さまに心配をかけてしまった」として謝罪したが、昨年も同レセプションがこのホテルで行われていたのにこの言い種はない。明らかなウソであるのは明白だ。 またロッテホテルで自衛隊の記念式が開催されることが知られると、ホテル側には抗議の電話が相次ぎ、中にはホテルを爆破するとの脅迫電話まであったという。更には周辺で抗議集会まで開かれることが伝えられたと言うが、こうなったのはメディアが煽ったのか、またはホテルがリークしたのか?

韓国内でも「当然の決定」と歓迎する意見と「こういう行為が日本の嫌韓感情を招く」と懸念する意見があるようだが、どちらも間違い。こういう非礼・非常識は如何なる理由でも正当化出来ない。またこの事件以前から日本の嫌韓感情はとっくにかなりのレベルになっている。単に韓国の非礼・非常識を世界中に自ら宣伝したに等しい愚劣な行為でしかない。

「安倍首相は憲法解釈を変更するという手口で自衛隊を「戦争のできる軍隊」に生まれ変わらせた。このような状況の中、ソウル中心部で自衛隊関連の大掛かりな行事が執り行われるとなれば、韓国人の感情を刺激するのは当然のことだ。そのような点で、日本は今回の問題で間違いなく原因を提供した。」とは朝鮮日報の論評だが、この様に考える事自体が異常思考以外何物でもない。外国公館の公式外交行事にまでイチャモンをつける事自体が既におかしいのだから。そこを棚上げして他国を批判するのは無恥・無知・無学・無見識でしかない。彼等にはそういう自覚はないのだが。

こういう非礼・非常識を甘受しなくてはならない理由はない。寧ろこの様な韓国側の非礼・非常識の事実を拡散していくべきであろう。

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