日支韓3ヵ国首脳会談は必要か。

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朴槿恵が日支韓首脳会談を提案した。朴槿恵ミャンマーで開催された「ASEANプラス3」首脳会議を共同主宰する席で、「近いうちに日支韓外相会談が開かれ、これを土台に3カ国首脳会談も開かれることを希望する」と述べた。言葉は「希望する」だが、事実上の提案だと言って差し支えなかろう。朴槿恵が方針転換したのだろうか?

日支韓3カ国首脳会談は2008年に福岡で初めて開催されて以来、議長国を持ち回りにして毎年開催されてきた。しかし2012年5月に北京で開かれた第5回会談を最後に中断している。次回予定は韓国での開催であった為、朴槿恵が提案したのは「建前論では」筋は通っている。だが問題はその本音である。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141115-00000007-cnippou-kr

今回の提案は、北京で開催されたAPEC首脳会議を契機に日支関係が改善に向かう兆しを見せていることに、攻勢的に対応するという性格もある、と言うのが韓国・中央日報の見解だが、それぞれの国の間で賛否両論であるのは間違いないようだ。韓国メディアでは朝鮮日報も「開催するだけでも意味がある。」と支持する姿勢だが、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141115-00000693-chosun-kr

一方、左派ハンギョレ新聞は「日本が歴史問題で誠意を見せなければ不必要」とする支那人のインタビュー記事を掲載している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141115-00018795-hankyoreh-kr&pos=3

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日本では取り沙汰されている衆議院解散総選挙の是非やその結果如何の部分もあるが、それはさておき安倍首相は「無条件での開催なら」恐らく賛成するのではないだろうか。会って何を話してどんな成果を得るのかはまた別の問題だが。

朴槿恵狙いは日韓のスワップではないだろうか?来年2月に現行のスワップの期限が来る。日本からしてみれば韓国とのスワップ意味はない。そんな金があるならもっと有意義な使い方がある。福島県復興とか、景気対策とか。他国に援助するにしても特亜以外の国に援助するべきだ。

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だが韓国からすればこれがないと只でさえ危ない韓国経済に言わば「泣きっ面に蜂」状態になりかねない。日本は韓国とのスワップなどこちらから言い出す話ではない。だが今までの反日が仇となって韓国からも必要でもお願いできないのだろう。勿論安易に日本に妥協してしまうと国民からの支持も失い政権はレームダックする。だから本人にとってはそれを打破するウルトラCのつもりで3ヶ国首脳会談開催を言い出したのだろうが、日本は会談に応じても実利は与える必要はなかろう。朴槿恵がまずするべきなのは反日活動の停止と謝罪、竹島の返還、盗んだ仏像の返還、慰安婦像の撤去、借金の返済…などやるべき事は山ほどある。まずはそれからだ。

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