韓国語で使われる日本語。乗り越えられない壁。

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※日本は韓国から言葉を奪うどころか与えた。

如何なる国であれ、その国での言語以外の「外来語」というのは多かれ少なかれ存在するのは間違いないであろう。我々日本人が普通に日本語で会話していても外来語やそれに由来する単語は数多く含まれる。だがそれを意識してしまうことは少ないであろう。ところがお隣の国では自国の言語に当たり前の様に入り込んでる日本語が気になるようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141122-00000007-cnippou-kr

《「恋愛は個人の自由であり権利だ。社会が入り込むことではない。いっそのこと自然に尋ねてみよう。自然はその美を求めていく人を抱き込むように恋愛する人を抱き込むだろう。これが近代を生きていく彼の哲学だったため、彼は民主主義のために戦ったように、恋愛のためにも彼の存在をかけて戦った」。

土曜日の朝から何を変なことを言い出すのかと思うかもしれない。実際、クイズを出そうと例文を作ってみたのだが、下手な作文なのでよく通じるかどうか分からない。クイズは「例文に出てきた漢字語の名詞の共通点は何か」というものだ。すべて19世紀末以降、日本語から来た言葉というのがその答えだ。そう言ってみると、この例文はあまりにもよく通じればむしろ問題だと
いう気がする。》

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※ハングルと漢字を組み合わせて読み下すスタイルを考案したのは福沢諭吉

つまり「恋愛」「個人」「自由」「権利」「社会」「自然」「近代」「哲学」「民主」「主義」
「存在」
…これらの単語は全て韓国語には該当する言葉がなく、日本語、若しくは日本人が幕末から明治以降に創造した言葉をそのまま韓国語読みで使っていると言うのだ。その他にも「科学」「経済」「資本」「共産」「目的」「視点」「立場」等々…挙げればキリがないらしい。

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※100年前のソウルの様子…らしい。

記事は更に
《残り半分は例文に出てきた漢字語の名詞が日本語でも実際に外来語と変わらないということだ。日本で漢字を利用して西洋語彙を翻訳した言葉だったということだ。例えば「社会」は英語でいうsocietyを翻訳した言葉で、日本では1870年代後半に定着し、韓国ではわずか20年後の1890年代から使われた。日本と韓国の差といえば、日本は自国の現実にないsocietyという言葉を表現するために「人間交際」などさまざまな言葉を100年間ほど実験してみて社会という訳語を得たのに対し、韓国はそのような苦闘の過程なく日本からその言葉を直輸入したということだ。しかし言葉であっても無料であるわけではなく、漢字という共通道具の便利さはむしろ毒となることもあるだろう。自分の空いているところに対する自意識なく持ってきておいて、実際に消化できない言葉に悩まされ見当違いする経験が実際どれほど多かったのだろうか。 》

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※幾ら反日教育しても日本からの影響は消せない。そしてその実態を知る韓国人も少ない。

…と、続くが、確実に言えるのは、韓国人が今更それに気付いても最早どうしようもないほど定着した語彙であり、今からそれに代わる新たな語彙を創作して定着させるのは非常に困難であると言うことだ。彼等に言わせれば「除去できない日帝残滓」となるのだろうか。それは韓国人にとっては永遠の屈辱なのだろうが。

だがそれでも事実誤認があるから韓国人の歴史認識の無知は病巣が深い。彼等自身が言うように日本が朝鮮半島での影響力がさほどでもなかった、つまり朝鮮が清朝の属国に過ぎなかった(今でも似たようなものだが)時期から朝鮮半島ではその言語に日本語または日本人の創作した語彙を導入していた訳だ。勿論日本が強制した訳ではない。「日本が朝鮮半島の苛酷な植民地支配で言語を奪った」などというのが嘘出鱈目だと自ら認めているに等しい。韓国人は目先の反日に気を取られて大局的な視野で物事を考察できないのだろうか?…それはそれで単なる馬鹿でしかないのだが。

ある国の言葉が他言語に入り込んで定着するのは文化力の問題だとも言えるだろう。韓国人は自分達の言葉の「日本由来」を粗捜しする前何故自分達の言葉が世界に定着しなかったのか、また何故自分達で語彙を創作出来なかったのか客観的に考察してみてはどうか?答えは単純明快で、それだけの文化が朝鮮半島には無かっただけに過ぎない。同時代の日本の文化は例えば浮世絵が西洋絵画に影響を与えた様に比べる事自体が間違っている程の歴然とした差があったのだ。

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※浮世絵。原画とゴッホの模写

これでよく「無知蒙昧の日本人に韓国が優れた文化を伝授した」等と吹聴出来るものだ。本当の無知蒙昧は韓国人の方である。

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