朴槿恵、疑惑捜査に介入?

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※この二人の関係は…?

韓国を揺るがしているスキャンダル、朴槿恵の「秘線の実力者」と言われ、朴槿恵の「オトコ」とも言われたチョン・ユンフェが大統領府秘書と密会して人事などの国政に深く関与したという内容の大統領府公職規律秘書官室の報告書が流出した問題朴槿恵「検察は内容の真偽を含めて一点の疑惑もないよう捜査しろ」と発言して事態の徹底的な真相究明を指示したと言う。だが一方で「根拠のないことで国を揺さぶることはやめなければ」とも発言し、事実上疑惑を否定した。

ところでこの朴槿恵の発言は、検察の中立性を規定した検察庁法の根本趣旨を傷つけるものでもあるという指摘もされている。韓国の検察庁法第8条では「法務部長官は検察事務の最高監督者として、一般的に検事を指揮・監督し、具体的事件に対しては検察総長のみを指揮・監督する」と規定しているそうだ。 これは捜査の中立性と独立性を保障するための条項だそうだが、朴槿恵首席秘書官会議メッセージという政治行為を通じて、法規定の趣旨を無視したという指摘だ。

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※そう言いたいのか?朴槿恵


従って韓国検察はチョン・ユンフェを出頭させて事情聴取したところで大統領自ら疑惑を事実上否定している以上、言い逃れの出来ない明確な証拠が報道されるとかでもしない限り朴槿恵の注文通り「問題の文書は証券街のチラシ(注:『チラシ』とは韓国では証券街に出回る未確認情報をまとめた文書の意味。勿論日本語のそれが語源である。)に過ぎず、内容は事実でない。」という結論を出すであろうと予測されている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141211-00019027-hankyoreh-kr

チョン・ユンフェと青瓦台秘書官との通信記録は、報告書で会合があったとされる今年1月6日の1か月前からの記録しかないそうだ。つまり昨年11月以前の記録はない。そこで何かあっても他に証拠がなければそれ以上の追及は出来ない。 尤もチョン・ユンフェは4月に大統領府の総務秘書官と通話していた事実が検察の調査で確認されているのだが。

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また、虚偽とされる報告書の中にも、元国税局庁官や元大統領府広報首席の突然の更迭で事実となって現れた内容もある。これでは検察の捜査結果が朴槿恵の注文通り「シロ」でも国民は信用するまい。疑惑の完全払拭にはならない。そもそもこの問題、朴槿恵と国民の問題意識が違う。朴槿恵文書はチラシのまとめに過ぎないと言う前提でその流出過程を問題視しているが、国民は文書自体が事実なのか否かが焦点である。朴槿恵は国民のそういう声に応える事はなさそうだ。自身の「少数の側近しか信用しない」姿勢も改める事はするまい。恐らくこれでは国民の支持は下がる一方だが、自分の支持が低下している原因について考えているのだろうか?問題の根本はその政治スタイルにあるのだが。それを無視して反日活動や言論弾圧ばかり没頭しているから始末に終えない。所詮は大統領の器ではなかったという事か。

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※要はこういう事だ。