またもや問題だらけの韓国原発

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原発を襲撃するゴジラ。悪夢の光景だがこのキャラクターにとっては重要なテーマでもある。

2000年公開の「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」では映画冒頭で1966年に稼働した日本初の原発が即座にゴジラの餌食となり、以後日本は原子力を永久放棄するという設定で物語が進む。実際にはゴジラは存在しないが、もしいたら様々な意味で安全上原発を使うことなど出来まい。しかしゴジラが現実に存在しなくても安全上原発を使って欲しくない国がある。言うまでもなく韓国である。

韓国のツイッターユーザーが「韓水原(韓国水力原子力:韓国で原発を管理している)に警告」として、原子炉冷却システムの図面や社内用プログラムをキャプチャーした画像ファイルなど、韓水原の内部資料9ファイルを掲載した。そして「韓水原に警告します。ウイルスがいつ作動するか分かりませんから」「原発は安全だと思うけど、見ていてください」とも書き込んだ。どうやらハッキングされたというのが専らの話である。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141220-00000705-chosun-kr

しかし、韓水原関係者は「追加掲載された文書も原発の安全性に致命的な被害を与える文書ではない。会社の内線電話番号のように簡単に取得できる情報もあり、深刻なハッキングがあったとは思っていない」と語った。

このように、韓国では重要なセキュリティー施設である原発関連の内部文書が次々と流出しているのだが、どうも危機感が希薄気味でかつ対応は後手後手の感は否めない。今回の原発文書流出は韓国原発史上初のケースであるのはもちろん、他国でも同様の事例がほとんどない。と、言うか韓国の場合他国の原発では有り得ない杜撰な管理体制だったのではないかと邪推したくもなる。また、流出はかなり計画的だとみられる点も多い。これより前の18日「Who am I」というIDのブロガーが原発の内部図面をアップロードした上、クリスマスに2回目のハッキングをすると警告までした。この人物は9日から韓水原にマルウェア(不正ソフト)を仕込んだメールを配布、17日には韓水原の職員約1万人の氏名・入社日・電話番号などが入った個人情報をアップロードしたと言う。

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韓国産業通商資源部と韓水原では、18日と19日に流出が確認された原発関連資料は重要文書でないと一次的に判断しているという。18日に流出しネット上にアップロードされた文書6件の中には、2000年ごろに製作された月城1・2号機の制御プログラム解説書合計428ページのうち、25ページ分が含まれている。この資料は原発を操作する運転者の理解を助けるための教育のマニュアルだそうだ。政府と韓水原は「現在まで把握されている流出資料と図面を分析した結果、これら資料は原発の運転や整備用の教育参考資料などで、外部流出に伴う被害はわずかだ」と述べた。韓水原関係者は「配管設置図面2枚で全体の配管の状態を把握するのは難しい。冷却水供給系統図も発電所の中核的な内容ではない」と話した。

だが、現段階で流出した情報が全てアップロードされたとは限らない。捜査はまだ始まったばかりの段階だ。それに韓国の場合「問題ない」という発言に問題があるケースは後を絶たない。その上背後に北朝鮮やそれに追随する勢力がいたりした場合原発攻撃という最悪の事態になりかねない。そうなれば日本にも被害が及ぶのは必至だ。決して他人事ではない。

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※そうでなくても韓国原発は問題だらけ。

とは言え今年10月には韓水原の職員がコンピューターネットワークのIDやパスワードを下請業者職員に教えていたことが発覚している。幹部職員のIDを使えば、原発の設計図面まで確認することができる。更に今年1月には国電力の子会社「韓国電力技術」原子力チーム職員が原発関連情報の入っている外付けハードディスク4台を盗んで摘発されたという事件も発声している。…結局は韓国の原発の安全管理体制に問題があるのは疑う余地がない。この様な事件が立て続けに起こりかつ原発自体の部品にも不正があったり、韓国の原発は様々な問題がある。原発の被害が心配で再稼働に反対したいならばまずは日本国内の原発よりもこちらを止めるのが優先だ。日本での自然災害による原発事故リスクよりも人為的要因による韓国原発事故の可能性の方が圧倒的に確率は高い。本気で「原発はいらない」と考えるなら日本国内の原発よりも先ずは韓国の原発を止める努力をする事をお薦めしたい。

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※韓国原発事故による日本への放射能被害のシミュレーション。福島よりも深刻なのだが。