民主国家でない韓国の「自称民主的」

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韓国の憲法裁判所は19日、親北朝鮮の左派政党「統合進歩党」の解散を命じる決定を下した。結果同党は即解散、更に同党所属の国会議員5人全員が議員資格を失った。民主化(1987年)以降、韓国での政党の強制解散は初めてである。

http://www.sankei.com/world/news/141219/wor1412190023-n1.html

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※李石基。火病
…恐ろしい法である。きっかけは同党の国会議員、李石基が地下組織をつくり、朝鮮半島有事の際に北朝鮮に味方して韓国国内の重要施設を破壊する計画を立てたとして昨年9月、内乱陰謀罪で逮捕された事だった。その後昨年11月に統合進歩党の解党請求を行っていた。

韓国には「国家保安法」なる法律がある。同法では北朝鮮の体制の賛美」などは違法とされている。言うまでもなく北朝鮮は独裁者による共産主義の国だ。つまり韓国では共産主義を礼賛したりしようものなら違法行為として逮捕される事になる。不肖筆者は共産主義を否定的にしか見ないが、その共産主義を礼賛するのは個人の自由でそれは「思想・良心の自由」の範疇だ。しかし韓国では共産主義と日本に対する礼賛、賛美や擁護する自由はないらしい。これの何処が民主国家なのかは理解に苦しむが「これが韓国」なのである。まるで戦前の治安維持法の二番煎じである。当たり前だが日本にはこういう個人の思想・良心の自由を縛る法律は存在しない。もしあったとしたら、恣意的に朝日新聞日刊ゲンダイなどは即座に廃刊、共産や社民と言った政党など問答無用で解散させられる事になる。幾ら内心そうなってくれれば有難いと思っても、法の力でそうする事は残念ながら出来ない。ファシズム独裁国家共産主義国家ならともかく、かりそめにも民主国家とそのような行為は相容れないからだ。

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軍事独裁時代志向?

この為政党の目的や活動が「民主的基本秩序」に反する場合、政府の請求に基づき憲法裁が解散を決めることができるというが、こういう法律そのものが民主的基本秩序に反していることには気づいていないようだ。これの何処に日本と同じ価値観を見いだせると言うのか?安倍首相を「日韓首脳会談が行われていない」と批判する前にこういう反民主的行為を批判してはどうだろう?左翼諸君。

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※民主的でない連中。

韓国内でも意見が別れており、与党側は「自由民主主義と正義の勝利」と喧伝するが、野党側は「政治結社の自由の侵害」と反発している。どうも朴槿恵による左派潰し工作の一貫の様子が窺える。そもそも発端となった李石基の一件、彼の有罪はまだ確定していない。確かに李石基は一審二審では有罪判決だったが、現在上告中である。(注:李石基は一審では内乱陰謀罪、国家保安法違反両方有罪だったが二審では内乱陰謀罪は無罪、国家保安法違反は有罪だった)上告しても判決が覆って無罪になる可能性は限りなく低いが、有罪確定前に解散命令が確定するのも異様であるとしか言いようがない。

韓国は自らが似非民主国家で、国民の思想信条・良心・結社の結社の自由を侵害し、ファシズム独裁国家共産主義国家志向であると宣伝したに等しい。愚行以外の何物でもないが自身でそれに気付く事は無さそうだ。やはりこの国とは距離を置いて日本に利益になる事項のみビジネスライクに接するのが最善なのだろう。

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