産経新聞VS韓国 OINKな訴訟のオチ

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※容疑自体が濡れ衣だった。

朴槿恵の名誉を毀損したとして起訴された産経新聞・加藤前ソウル支局長のコラム問題、加藤前支局長の韓国からの出国禁止措置は更に延長されるという民主主義の精神に悖る異常措置が続いている。

その加藤前支局長の公判で彼を告発した韓国右翼団体の連中は問題のコラムの原文ではなく、韓国語に翻訳された文章しか読んでいなかったと言う。普通に翻訳されたならまだしもこれがどうやら故意に朴槿恵への悪意という尾鰭を捏造して加えた出鱈目翻訳だったらしいのだ。

http://www.sankei.com/world/news/150117/wor1501170041-n1.html

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※出鱈目訴訟で世界に恥を晒したが、内容はもっと世界に恥を晒す内容だった。

公判で原告側は「朴槿恵と(元側近の)チョン・ユンフェが男女関係にあったとの虚偽事実を加藤前支局長が報道した」と強調。しかし「加藤前支局長のコラムのどの部分にそれが書いてあるのか」との弁護側の尋問には、具体的に答えられなかったと言う。

そんな原告の一人が報道例として挙げたのは、「産経、朴の消えた7時間 私生活の相手はチョン・ユンフェ?」というニュースプロ( 注:米国を拠点とする非営利ネット媒体らしい。各国で報道された韓国関連ニュースを、翻訳家が韓国語に訳してネットに掲載しているようだがその実態は不明。朴槿恵政権に否定的な立場を取り、韓国では「反韓」「従北」と批判されている。 )が付けた見出しだった。

実際に加藤前支局長が昨年8月3日、産経新聞のウェブサイトにコラムを掲載したときの見出しはと言うと「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」である。

それによると
朴槿恵の消息が不明だった7時間について、産経新聞朴槿恵の私生活、つまり朴の男性関係であるという噂が巻き起こっていると報じ…」

「朴の男性問題は政権全体を揺るがしているという追跡報道を行った」

「大統領の私生活が外国の新聞に大きく報道されるのは、朴槿恵の父親である朴正煕の女性関係が報道されて以来のこととされており、産経新聞の記事に接した人々は『父伝女伝』という反応を示したりもした」

…などと勝手に尾鰭を付けていると言う。

更に「口にするのも嫌なスキャンダルの主人公になってしまった朴槿恵。果たしてあの7時間どこにいたのだろうか? このような噂を抑えるためにも、7時間の動きを明らかにすればいいものを、この政権はどうして個人の私生活だといい、明らかにしないでいるのだろうか?」

そして極めつけに
「今や不正当選、殺人政権、無能政権という嘲りを超えて、男性関係云々という噂が外国メディアを飾り、大韓民国の国格を落とす朴槿恵。国民の前に出て7時間の行動を明らかにしなければならないのではないか」

とまで出鱈目翻訳して言いたい放題言っている様だが、勿論加藤前支局長のコラムを読んだ事のある読者様にはお分かりの様にその様な表現は一切ない。つまりこのニュースプロとやらが(意図的に)誤訳して誤解を招くように仕組まれた可能性が極めて高いと言えるだろう。勿論このニュースプロとやらも加藤前支局長同様告発されたのだが、その代表や翻訳した人間が所在不明で検察が起訴出来ない状況らしい。

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※おまけ。殺人政権、無能政権なら該当する人物はいる。阪神大震災での対応を忘れてはならない。



…こういう事実が明らかになった以上、加藤前支局長の公判の維持などとてもじゃないが出来まい。これで有罪なんて有り得ない。…と、なれば検察が起訴を取り下げるか無罪判決しかない。いや、それ以前に加藤前支局長を韓国から出国禁止にする意味がない。韓国政府はこれ以上の恥の上塗りをする前に速やかに加藤前支局長の起訴を取り下げ、出国禁止措置を解除した上で本人及び産経新聞に謝罪するしかなかろう。韓国が民主主義国家、法治国家を自認するなら他に選択の余地はない。

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※加藤前支局長のコラム。