韓国のTHAAD配備の是非は日本の安全保障と無関係ではない。

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朴槿恵習近平の下僕に成り下がるか?

アメリカと支那の間で蝙蝠外交を続けていた韓国だが、いよいよそれもお仕舞いのようだ。習近平朴槿恵に踏み絵を出している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150206-00000008-cnippou-kr

習近平は昨年の朴槿恵との首脳会談の際に韓国国防消息筋によると「当時、習近平は『駐韓米軍を保護するという理由で米国が韓国にTHAADを配備する場合、韓国は主権国家として当然の権利を行使し、反対の意志を表明してほしい』という趣旨で朴槿恵に直接協力を要請した」との事だ。

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※THAADミサイル

…その「THAAD」とは敵弾道ミサイルが、その航程の終末段階にさしかかり、大気圏に再突入している段階で、これを迎撃・撃破する為の迎撃ミサイルだ。

従来、このような役目にはパトリオットPAC-3 が配備されてきた。しかし、パトリオットPAC-3は、比較的小規模で展開しやすいかわりに、射程が短いため、高速で突入してくる中距離弾道ミサイルなどへの対処が難しく、また、迎撃に成功した場合でも地上への被害が大きくなるという問題があった。このことからパトリオットPAC-3よりも高高度・成層圏よりも上の高度で目標を迎撃するために開発されたのがTHAADである。

朝鮮半島にこの様な兵器が存在するのは支那にとって余程都合が悪いのだろう。一見もっともらしい言い回しで韓国の主権を尊重するかの如く聞こえるがその実は「MDやTHAADを配備するなら韓国はアメリカ側に付くと見なす。」と、言うことだろう。配備しないのは支那の圧力に屈した事になる。そうなれば習近平は今まで以上に露骨な態度で韓国を属国と見なすだろう。現在でさえ非公式発言とはいえ「昔の様な朝貢外交に戻ってはどうか?」と言う程だ。韓国が「主権国家として」決めるのは「THAAD配備の是非」ではなく、「支那の属国になるか否か」であると言い換えても差し支えなかろう。



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支那の野望。侵略覇権主義以外の何物でもない。

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※日本人の選択は安倍首相支持、憲法改正しかない。

…日本にとっては朝鮮半島は国家防衛上重要な場所であった。明治以降日本が自国の安全保障で朝鮮半島を重視したのはそれを理解していたからである。だから自国を近代化するにあたって朝鮮半島も同様になって貰おうと声をかけた。それが出来なかったから今度は近代化に成功した日本が手を差し伸べて手伝おうとした。それでもダメだった。だからどうしようもなく併合して「日本の一部として」近代化させたのである。それが歴史の事実だ。

マッカーサー朝鮮戦争勃発で日本のそういう考えが正しかった事を痛感した。自分で現行憲法を押し付けておきながら「警察予備隊」として事実上再軍備させたのはその裏返しである。

韓国がTHAADを配備しようがしまいが朝鮮半島は現在も「休戦状態」であり、これは日本の安全保障と無関係ではない。日本の安全保障を日本がやらないで何処がやるのか?ISIL日本人人質殺害事件で憲法9条が如何に無力であるかが証明された。安倍首相は来年度の参議院選挙後の改憲発議に言及した。必要なのは憲法9条を改正し、自国の安全保障に自国で責任を持つことだ。

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