爆笑韓流首相人事

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※疑惑の首相候補者・李完九

韓国では「首相」とは内政の最高位らしい。その任命プロセスは「大統領が指名国会で聴聞国会で承認」という過程を辿る。

セウォル号沈没事故の責任を取るとして首相が辞意を表明したが、後任に指命された候補に悉く問題が発覚して結局留任させざるを得ないと言う前代未聞の珍事が発生した。朴槿恵は人事刷新と称して指名した首相候補者だったが、これが前回を上回る問題候補である事が発覚して人事の迷走に更なる拍車をかけている。

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朴槿恵の指名する首相候補者は問題児だらけ。まともな奴がいない。

http://s.japanese.joins.com/article/441/196441.html?servcode=100&sectcode=110

その候補者・李完九朴槿恵の与党セヌリ党で与党院内代表として国会での与野党折衝などに当たってきた人物…なのだそうだ。そういう活躍が評価(?)されて今回晴れて首相候補者として指名されたが、先月末に記者らとの昼食中、「放送局の幹部に電話をして特定パネルを抜いた」と自慢した。「私は上の人たちと関係がある。あいつはよくてあいつはだめだ」と報道機関の人事に介入もできるという暗示もしたと言うのだから呆れる他ない。要するに自分に都合の悪い人物を排除するとマスコミを恫喝した訳だ。この発言をその場にいた記者が録音しており、それを野党側にリークして問題が発覚した。自社で報道しなかったじょのメディアも批判に晒されている模様だが、李完九にはそれどころか本人と次男の兵役忌避疑惑をはじめ、土地投機疑惑に国家保衛非常対策委員会・三清教育隊関与、皇帝特講と教授特恵採用疑惑など数え切れないほどの疑惑が噴出した。挙げ句の果てには次男が米ローファームから2億ウォン以上の年俸を受けても健康保険料を一銭も支払っていないという疑惑まで出てきて一気に「野党からも評価される首相候補者」が「疑惑の総合商社」になってしまった。朴槿恵の「人を見る目」が遺憾なく発揮されたと言えるだろう。

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これ以上の政権へのダメージを避けたい与党側はこんな問題候補でも何とか押し通したい模様だが、そうしたところでそれが国民の理解を得られる筈もない。世論調査では過半数李完九を「不適格」としているのだからどうしようもない。こうなってはどっちにしても朴槿恵へのダメージは避けられないし、政権のレームダック化に拍車がかかるのは間違いなかろう。だが原因は言うまでもなく朴槿恵の閉鎖的な政治スタイルにあるのだが、そこを理解しているのだろうか?政権浮揚狙いの改革がしたいならば先ずは大統領の政治スタイルの改革からのようだ。

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