進歩がない朝鮮蝙蝠外交

イメージ 1


※ワシントンの桜。


韓国メディアの想像力、もとい妄想力には驚かされる事がある。これもその一つだ。

《韓国メディア・亜州経済は、20日に開幕した米ワシントンの桜祭りの歴史を紹介しながら、現在の安倍首相の外交政策が、日本が米国と友好関係を結んで朝鮮支配を認めさせた100年前の日本外交と「似ている」と指摘した。

記事は、ワシントンの桜祭りの起源について「1912年、尾崎行雄東京市長がワシントンに桜3000本を贈り、当時のファーストレディのヘレン・タフトがタイダルベイスン北岸に植えた」と紹介する。

そして、ヘレン・タフトの夫ウィリアム・タフトは、陸軍長官だった1905年7月に日本の桂太郎首相と、米国が日本の朝鮮半島支配を認め、日本は米国のフィリピン統治を認めるという「タフト・桂密約」を結んだと指摘。記事は、この密約によって「1905年9月に締結されたポーツマス条約で日本の朝鮮支配が国際的に認められた」とし、「『東海』が『日本海』と表記されるようになったのもこの時からだ」とも付け加えている。

こうした歴史紹介の後、記事はワシントンの桜を「朝鮮支配を米国から認められた日本が、友好関係を固めるためにワシントンに送った“外交使節”」「毎春、花を咲かせて100年前の歴史を連想させる」などと表現。最後に「安倍首相の外交の歩みは、1世紀前の桂首相の外交と似ている」と付け加えて結んでいる。》

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150323-00000006-xinhua-cn

よくまぁこんな出鱈目妄想記事が書けるものだと感心してしまう。米国初代大統領ジョージ・ワシントンには桜の木を切って正直に名乗り出た逸話があったが(実際には創作らしいが)、韓国は桜の木を記事にして嘘出鱈目を拡散しているのだ。

ワシントンの桜祭りの桜の木は1912年に日米親善の為に贈られた物であるのは間違いない。当時の米大統領ウィリアム・タフト夫人のヘレン・タフトが植樹を行ったのも間違いない。そのウィリアム・タフトが陸軍長官だった1905年に当時の首相桂太郎との間で合意した覚書が「桂・タフト協定」と言われる。

韓国では「桂・タフト密約」と呼ばれ対米不信の象徴とも、「日本が韓国を侵略した直接の原因」とも言われるが、それは協定の一部でしかない。確かにアメリカが朝鮮半島での日本の指導的地位を承認するという項目がある。同時に当時アメリカの植民地であったフィリピンに日本が領土的野心を持たない事も含まれている。しかし、それらと共に「極東地域の安全保障は日米英の事実上の3国同盟で守られるべき」と言う項目がある事も忘れてはならない。

この中で桂太郎は当時まだ行われていた日露戦争の原因は韓国(当時は大韓帝国)政府にあると指摘しているのだ。簡単に言ってしまえば韓国は二股三股外交で周辺国を引っ掻き回して戦争の原因になる、と言う指摘だ。タフトもこれに同意した上に、当時の大統領セオドア・ルーズベルトも同意見だろう、とまで言っている。現在の米国と支那との二股蝙蝠外交の朴槿恵と比べてみれば明らかだが、100年前の外交方針そのままで同じ愚を繰り返そうとしているのは紛れもなく韓国自身なのである。

イメージ 2


※朝鮮外交今も昔も進歩がない蝙蝠外交。

この民族に独自外交をやらせると今も昔も2000年もの間で骨の髄まで染み付いた属国根性事大主義丸出しの蝙蝠外交しかやりようがないのだろう。100年前は日本が成功した近代化と言う自らの体験を朝鮮半島にも伝えるべく、先ずは保護しようとしたのだ。桂・タフト協定で合意したのはそこである。だから日韓協約は第一次協約で韓国を保護国とし、第二次協約で外交権を譲渡させた。

それは米国以外の列強も承知であったからこそ、ハーグ密使事件で何処も相手にしなかったのだ。因みに日韓併合時にも日本は列強に意向を伺っているが英米賛成、その他列強反対ナシ、であった。韓国が日本に併合されたのを恨むならば賛成した英米は勿論だが反対しなかったそれら列強の国々も同様に1000年は恨んで貰わないと割りに合わない。反対しなかった国の中には支那も入っているのだが…?

イメージ 3



それと然り気無く「 『東海』が『日本海』と表記されるようになったのもこの時からだ」等と嘘出鱈目を抜かしている。それ以前から西洋人には「日本海」の呼称は浸透していた。名付け親は日本人ではなく、ロシア人である。

イメージ 4



この様な嘘出鱈目記事を書いて正しい歴史的事実を伝えないのは寧ろ支那朝鮮である。連中の言う歴史認識とは只の我儘だ。受け入れる必要は勿論、配慮など一切無用である。

イメージ 5