出鱈目慰安婦の展示会開催拒否は当然だ

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3月25日の東京新聞朝刊の一面トップ記事には笑ってしまった。

《埼玉県新座市の市民団体が「慰安婦」をテーマにした中学生向けのパネル展を市施設のギャラリーで開催しようとしたところ、市教育委員会が内容を把握しないまま拒否したことが分かった。市教委は、ギャラリーの使用要領で許可しないと定めた「啓発的な事業」に当たるとするが、識者はこの要領自体も疑問視。市民団体は「表現の自由を侵害している」などと反発している。

 パネル展「中学生のための『慰安婦』展」は、「にいざジェンダー平等ネットワーク」が今月二十七日~四月七日、市施設のふるさと新座館一階ギャラリーで、十三枚の展示を企画した。「戦後、『慰安婦』たちはどうなったのですか」といったQ&A形式の文章に、図や写真を添えている。韓国や中国、フィリピンの元慰安婦の証言も紹介している。

 共同代表の谷森桜子さん(67)らによると、一月二十二日、館長がいったん申請を受け付けたが、数時間後に「市教委の許可が必要」と電話があり、求められてパネル展のチラシを提出した。二月十日に文書で「使用要領の『啓発的な事業』に該当するため許可できない」と回答があった。

 この新座市民ギャラリー使用要領は、一九九八年に定められたとみられる。第六条では「各種事業、行事、活動等の啓発および推進を目的とするもの」は許可しないとあり、幅広く適用できるようにも読める。

 ネットワークは、使用許可を求めて市教委に請願を提出。市教委は二十四日の定例会で、全会一致で不採択とした。金子広志教育長(67)によると、館長や教育長を含む教育委員全員がパネルの内容は把握していないという。

 パネルは、東京都新宿区の「女たちの戦争と平和資料館」(wam)が制作。昨年十月から全国の希望者に貸し出し、公共施設など十七カ所で展示された。東京都三鷹市の市民団体「フィリピン元『慰安婦』支援ネット・三多摩」は一月、武蔵野市の武蔵野芸能劇場で戦争がテーマの写真展を開き、今回のパネルも展示した。

 wam池田恵理子館長(64)は「公共施設が開催を拒否したケースは記憶にない。『慰安婦』は一九九七年度採択の中学校教科書に掲載されたことがあり、現在も高校の教科書に登場する。抗議を恐れて市教委が自主規制したのであれば由々しき問題だ」と話している。

新座市民ギャラリー使用要領】

第6条 庁舎管理責任者は、次に該当する使用については、許可しないものとする。ただし、庁舎管理責任者が特別の事情があると認めた時は、この限りではない。

(1)宗教的活動を目的とするもの

(2)政治的活動を目的とするもの

(3)営利行為を目的とするもの

(4)各種事業、行事、活動等の啓発および推進を目的とするもの

(5)公序良俗に反するもの》

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015032502000121.html

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そもそも所謂慰安婦問題は嘘出鱈目捏造歪曲狂言戯言の集合体である。「日本の官憲が朝鮮半島で20万人強制連行して『性奴隷』にした」等と言うのはその最たる物だ。言い出しっぺの吉田清治の証言は嘘出鱈目捏造歪曲狂言戯言の類でしかないのは最早誰も反論などするまい。「河野談話が根拠としてあるではないか」と言う主張をする人もいるかもしれない。しかしその河野談話自体が証言の裏付けも取らず、文言の作成に韓国側からの干渉があったのは既に明らかになっている。これが明らかになっている時点で河野談話に何ら意味はないと言える。尤も第一次安倍内閣朝鮮人女性の強制連行の証拠ナシ」と閣議決定されている。官房長官談話と閣議決定のどちらに政治的重みがあるのかは一目瞭然だ。理解しない方に問題がある。

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更に言ってしまえば当時の慰安婦からの聞き取り調書がアメリカの公文書として残っている。

http://goo.gl/WF15t

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当時敵国であったアメリカですら「売春婦」としか記録のしようがなかったのが日本軍慰安婦だったのだ。幾ら教科書に記載があってもそれ自体が嘘出鱈目では意味がない。表現の自由」だ何だと言ったところで「嘘出鱈目を拡散・表現する自由」等は存在しないのだ。それは権利の主張ではない。只の我儘だ。新座市のギャラリー使用要領に抵触するのは論を待たない。それをあたかも新座市の対応に問題があるが如く報道する東京新聞にこそ問題があるとしか言い様がない。

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慰安婦問題の本質は女性の人権侵害である」と言う主張もある。現在の感覚からすればその通りだ。それに異を唱える者はまずいない。だが、話は70年前の事だ。現在とは人権に対する考え方自体が違う。当時は人種差別、男女差別が公然と行われていた時代である。それ以前に慰安婦の様な公娼は今から考えれば異様かもしれないが当時は合法であった。当時合法であった行為を現在は違法であるからと言って遡及して断罪する事は出来ない。どうしても納得出来ないなら例えば「徳川幕府士農工商身分制度を導入して差別政策を行い、職業選択の自由を抑圧し続けた政権であった。」と主張する事から始めて頂きたい。

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…とは言うものの慰安婦の実態については正しい歴史的事実に基づいた認識がまだ周知されていない側面もある。それを広めてくれるならばともかく東京新聞が取り上げる様な「市民団体」である。この時点で実態は推して知るべし、だ。

先ずは正しい歴史的事実の理解から、である。