止まることを知らない支那の野望

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※狐と狸の化かし合い…ではないのだが。

支那の野望は止まることを知らないのが現実である。

《中国の習近平国家主席は17日、北京の人民大会堂でケリー米国務長官と会談し、中国が提唱する「新型大国関係」の促進を呼びかけた。中国が南シナ海スプラトリー諸島などで岩礁を埋め立てている問題では双方が譲らず、平行線に終わったもようだ。

 国営新華社通信によると、習氏は米中関係の現状を「全体的に安定している。新型大国関係は初期の成果を得ている」と評価。新型大国関係の構築にオバマ米大統領が同意していると強調し、より実りあるものにするための協力拡大を求めた。

 16日の王毅外相との会談で、南シナ海問題での「緊張緩和に向けた措置」を要求したケリー氏は、習氏にも直接、懸念を伝えたとみられる。ケリー氏は習氏との会談で、諸問題に関し米中が重要な役割を担っているとした上で、「成熟」した手段による争いの処理を促した。

 習氏も争いを適切に処理するとの協調姿勢を示す一方、「広い太平洋は2つの大国を収容できる空間がある」と従来の主張を繰り返した。南シナ海問題などでの米国の干渉を牽制する意図がうかがえる。

 双方は地球温暖化や核問題などについても協議。ケリー氏は、今年9月に訪米する習氏と「共通の関心事」について意見交換したいとする、オバマ氏の意向を伝達した。ケリー氏は会談後、韓国に移動、18日に朴槿恵大統領らと会談する。》

http://www.sankei.com/smp/world/news/150517/wor1505170027-s.html?pdm_ref=rna

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※何処まで笑顔が本気か疑わしい。

支那南シナ海でやっている事は「お前の物は俺の物、俺の物は俺の物」と言うジャイアニズムそのものである。そこに順法精神など求めてはいけない。あるのは侵略覇権帝国主義、エゴイズムでしかない。安倍首相は国際法に基づく主張をすべきとし、それを日米が共有する価値観との認識を議会演説で示したが、少なくとも支那はそういう価値観を共有出来ない相手であると考える他ない。習近平の御墨付きである。

米国は南シナ海に艦艇を派遣することを検討していると言う。もちろんそれが即実力行使で阻止すると言う意味にはならないと思いたいが、偶発的な軍事衝突の危険を孕むのは間違いないだろう。とは言え話し合いは通用しない、黙っていれば南シナ海及び西太平洋を制圧するまで支那の野望は止まることはない。と、なると戦争をせずに支那の野望を止めるには「抑止力の向上」が必須となるであろう。即ち日本にとっては日米同盟強化や自衛隊の能力向上といった所か。

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支那の野望の予想図。

そう考えるならば現在安倍首相の安全保障関連の政策は基本的に正しい対応であると言えるだろう。こういう現実を見てそれに反対する理由があるのだろうか?

憲法9条があれば平和」だと言うならば、是非ともそういう精神を支那人に説いて彼等に憲法9条の精神を植え付けて頂きたいものだ。不肖筆者に言わせれば一蹴されること請け合いだが、自分の信念に自信があるならそうして頂きたい。

南シナ海で現在支那が目論む事はいつ同様の事が尖閣諸島で行われても不思議ではない南シナ海の事は日本にとっては他人事ではないのだ。南シナ海支那に制圧されれば日本のシーレーン支那の庭を通る事になる。そこで例えば通行税など徴収されようものならば原油価格の高騰等と言う形で確実に国民に跳ね返る。

ともろで習近平は秋に訪米すると言うが、安倍首相同様議会演説を要求するのだろうか?仮にそれが実現したところで今回ケリー国務長官に「価値観を共有出来ない」と言明したに等しい言動を行い、米国が受け入れることはない支那の西太平洋制圧の野望を改めて表明したが、それらを米国議会で語って安倍首相の演説以上の内容に出来るのだろうか?もしそれをやったら習近平は道化師そのものだが、本当にそうなるのか?それは一つの見物であると言えるだろう。

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※最終的にはこうしたいらしい。それでいいのか?日本?