意味があるのか?ヘイトスピーチ規制法案

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この法案に何か意味があるのか?そう思わざるを得ない内容である。

《民主、社民両党などは22日、ヘイトスピーチ(憎悪表現)と呼ばれる人種差別的な街宣活動を規制する法案を参院に共同提出した。ヘイトスピーチなど「人種等を理由とする不当な行為」を禁止する内容で、罰則は設けない。

 法案は、差別禁止の基本原則を掲げた。政府には実態を調査する審議会を内閣府に設置し、首相に意見、勧告できるとした。国や地方自治体には差別防止策の実施を求める。

 法案提出後、民主党有田芳生参院議員は記者団に「自治体がヘイトスピーチの主催者に公共施設の貸し出しを拒否する根拠にもなる」と説明した。》

http://www.sankei.com/politics/news/150522/plt1505220030-n1.html

ヘイトスピーチ」と呼ばれる言動が端から聞いていて気分の良くない物であることは間違いない。だが、その「ヘイトスピーチ」の定義がハッキリとしない。 民主党有田芳生Twitter

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この様に述べたがこれでは「ヘイトスピーチ」とは「差別を煽動する言動」でしかない。小さく捉え過ぎだ。それなら既存法で十分対処出来る(憲法14条違反など)ので新たに法律を作る必要はないだろう。

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※尤もそう言う本人がこれじゃ…

筆者自身は「ヘイトスピーチ」については「相手を貶める目的で悪意を以て表現の自由の範囲をを逸脱した表現で対象者への差別感情、憎悪感情を煽る言動」と解釈している。名誉毀損に近いが、名誉毀損と違って「悪意」の存在、つまり故意性と表現の自由の範囲の逸脱、更にその言動の発生時点で成立する、と言う辺りに違いを見出だせるのではないかと考えている。

そもそもこの法案、民主党は共同提出を呼び掛けたが、社民党以外は同調しなかった。この時点で既に何をいわんや、である。共産党ですら賛成しなかった。…いやいや共産党こそヘイトスピーチやりたい放題の政党である。それを規制する法案に賛成などする訳がない。

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この政党の場合、特に国会議員から一般党員に至るまで上記の写真の如くである。さらに以下の写真は一般党員か支持者のFB投稿だが、こう言う事を平気でやるのが共産党であるのだ。

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※武士の情けで名前の部分はカットしておいた。

しかし問題の根っこは「日本人に対する」ヘイトスピーチである。

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当然ながらこういうのも同様に扱って貰わないと法案そのものがヘイトスピーチ規制どころか推進法案へと変貌し、逆効果を生む。特に会見したのが有田芳生だけに在日のヘイトスピーチはスルー、在日へのヘイトスピーチは違法、といったダブルスタンダードになるのではないか、と言う懸念は消えない。

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※こう言う事だ。

ヘイトスピーチは良くない物であることは論を待たないが、規制ありきではなく、何故そう言う言動が生まれるのか?その原因を明確にして対策を打つのが先決ではないのか?規制法を作っても罰則がなければ抑止効果はないだろう。例えば在特会ヘイトスピーチを問題にしたいならば彼等が何故そう言うのか?在日特権という逆差別が存在するからであり、それをなくせば在日へのヘイトスピーチは自然に消滅するだろう。そういった対策無くしてヘイトスピーチ根絶など出来よう筈もない。先ずはそこからだ。

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