MERSウイルスより怖い「ケンチャナヨ」精神

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※恐怖のMERSウイルス。

一体この国はどうなっているのか?日本ではお目にかかれない光景だが、MERSは既に釜山まで感染拡大したと言う。最早日本上陸も目前の危機的状況だが、感染騒動まっただ中のこの国ではMERS感染拡大そっちのけで醜い政争になっていると言うから笑い事ではないが笑うしかない。

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※韓国での感染拡大の様子。

《韓国で感染が拡大している中東呼吸器症候群(MERS)への対応をめぐり政府とソウル市の対立が激化している。6日付の韓国紙は「こんな大変なときに衝突」(ソウル新聞)、「国家的危機を前に二つの政府」(毎日経済新聞)の見出しで、国民の怒りの声を伝えた。
 政府の情報提供不足に反発し、朴元淳ソウル市長は4日夜に緊急記者会見を開き、MERSに感染した医師が感染直前に約1500人が参加する会合に出席したと公表。国民の間に一気に不安が広がった。
 文亨杓保健福祉相は5日の記者会見で「ソウル市が一方的に立場を発表し、不必要な誤解と懸念を招き、誠に遺憾だ」と批判。朴槿恵大統領も5日、「自治体や関連機関が独自に解決しようとすると混乱を招く」と不快感を示した。
 これに対し、朴市長は6日に再度記者会見。感染者が出ている市内の病院の実態調査を独自に行う考えを表明し、病院が協力しない場合「市長としてあらゆる措置を取る」と強調した。さらに政府に対しても、感染判定の権限を市に与えるよう求めた。
 朴市長は2017年の次期大統領選挙の野党系有力候補の一人と目されており、ソウル新聞は一連の言動は「大統領選を念頭に置いた動きでは」と疑う声を紹介。MERSへの対応が政治に利用されていると伝えた。》 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150606-00000078-jij-kr

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ニコニコ大百科より。

…先ず最初に述べたいのは上記の症状と予防策とされている項目である。本稿執筆段階では日本では感染の確認はされていないが、万が一韓国からのウイルス襲来が確認された場合に備えて掲載した。

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※こちらはWikipediaから。

残念ながら治療法及びワクチンは存在しない為、対処療法しかない。…にも関わらず韓国政府の対応は愚劣を極めた。下図を参照頂きたい。

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※韓国政府の対応。愚劣を極めている。

そもそも韓国政府がこんな体たらくだから自国内の感染者拡大どころか他国にまでウイルスをバラ撒き散らして世界中に迷惑を掛けているのが現状だ。元々ワクチンも治療法も確立していないのだから、慎重な対応があって当然であるが政府が政府なら国民も国民で「症状が出るまで大人しく出来ない」のだから迷惑この上ない。MERSウイルスに韓国の医療技術力で対応出来る訳無いのは致し方ないとしてもせめて未知のウイルスが国内で大感染している現状と被害拡大防止の必要性位は認識して貰いたいものだ。…MERSウイルスよりもある意味ではこの「ケンチャナヨ精神」の方がよっぽど脅威かも知れない。

…日本では万が一感染者が出ても国が即座に予防策や消毒法を発表するからこんな事にはなり得ないが、韓国では国がどうにもならないから市レベルでも「やれる事はやろう」と、動くしかないのだろう。ソウル市長は朴元淳と言うそうだが、彼が朴槿恵無為無策の前に右往左往して慌てふためく人物でなかっただけ僅かではあるが救いがあったのかも知れない。

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※ソウル市長朴元淳。朴槿恵よりはマシかも知れない?

朴槿恵始め韓国政府要人は彼を批判する前に自らの無為無策無能を先ずは認識して世界に謝罪と賠償を行うべきであろう。
…ところがその朴元淳の言動も「2年後の大統領選挙を見据えた言動」ではないかと疑惑の目が向けられているから始末に負えない…どころか狂気の沙汰である。彼自身が次期大統領選挙での野党有力候補と目されているからであろうが、朴元淳の本音がそうであるか否かはこの際問題ではない。それよりも感染拡大防止や予防策の即時実行が最優先である筈なのに、感染者やウイルスそっちのけでこの期に及んで政争を煽るメディアも同罪であると言っても過言ではあるまい。

…ここでも政府が政府ならメディアもメディアである。政争を煽る前にメディアが自分達で調べて報道しておけば「ラクダの肉や乳を食すな」とか「空港で殺虫剤を撒く」などと言った頓珍漢な対応はなかった筈ではないだろうか?…やっぱりメディアの責任も政府と同罪である。

我々日本としてはこんな国が隣にあるのは不幸としか言い様がない。沈静化したところで待っているのは責任の擦り付け合い合戦であろう。しかし、責任が自らの民族性にあるのは論を待たない。

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