毎日新聞の酷い印象操作

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※報告書の内容をどう活かすかは安倍首相次第。

8月6日は広島原爆投下70年の節目と共にもう一つの節目があった。「安倍談話」に関する有識者会議「21世紀構想懇談会」が報告書を安倍首相に提出した事である。

安倍首相は戦後70年の日本の平和国家としての歩みの評価などを諮問したと言う。それに答える形で報告書は提出された訳だが、これを伝える報道機関の姿勢には温度差がある。特にそれが顕著なのは「支那朝鮮との和解」についての件である。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000094-mai-pol

《(支那朝鮮との間では)「和解が完全に達成されたとはいえない」と総括し、今後の地道な話し合いを要請。和解に向けた取り組みの一環として、世界各国の研究者が世界史やアジア史を共同研究する場を設けるべきだと提案した。》

毎日新聞はこの様に伝えている。これだけを読めばあたかも日本の支那朝鮮との関係改善の努力が不十分だと言う印象すら受ける書き方である。

ところがこれが産経新聞によると

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《(村山談話で)「日本は歴史に対する謙虚な姿勢を示したが、愛国主義を強化していった中国がこのような日本の姿勢に好意的に反応することはなかった」》

《(朴槿恵は)「就任当初から心情を前面に出し」などと厳しく評価。また歴史認識をめぐって「韓国政府が『ゴールポスト』を動かしてきた」と指摘した。》
http://www.sankei.com/politics/news/150807/plt1508070012-n1.html

…と、報道し、「和解が完全に達成されたとは言えない」原因は支那朝鮮にあると報告書からは明確に読み取れる事が判る。

印象操作で「反日毎日新聞、本領発揮」と言うべきか、「和解が完全に達成されたとは言えない」原因が支那朝鮮にあるのは都合が悪いので「報道しない自由」を濫用したと言うべきか、いずれにしてもこうして比べて見ると毎日新聞の報道のやり方に問題があるのが理解できるであろう。

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※左翼連中のやり方には進歩がない。

この「21世紀構想懇談会」なる有識者会議のメンバーには安倍首相の考えとは異なる考えのメンバーもかなりいるとされている。良い悪いはさておき、例えば座長代理の北岡伸一氏の認識は安倍首相とは明らかに異なる。それ故報告書では「満州事変以降の日本の行動は「侵略」である。」となっていたり「植民地支配」と言う表現があったりするのだろう。その是非はさておき報告書ではそうなっており、それをどう受け止めて談話に反映させるかは安倍首相の裁量の問題である。

…特筆すべきはそれでも韓国に対しては
「同じ朝鮮半島でも、東側陣営に入った北朝鮮が、日本は拒絶する相手だと割り切ることができたのに対し、韓国にとり日本は理性的には国際政治において協力しなければいけない国である一方、心情的には否定、克服すべき相手であるという点でジレンマが生じることとなった。戦後70年間の韓国の対日政策は、この理性と心情の間で揺れ動いてきたものであると言える」

「日本国民も同様に、当初同じ考えを持っていると期待した韓国人が、日韓基本条約を平然と覆そうと試みるのを見て、また法の支配に対する考えの違いに愕然とし、韓国人への不満を募らせていった」

と、総論でも手厳しい上に更に朴槿恵に対しては

「政権発足当初から心情に基づいた対日外交を推し進め、歴史認識において日本からの歩みよりがなければ二国間関係を前進させない考えを明確にしている」

「就任当初から心情を前面に出しており、これまでになく厳しい対日姿勢を持つ大統領である」

辛辣な評価である。これでは韓国政府が速攻で火病を発症したのも当然である。そして極めつけが

「韓国政府が歴史認識問題において『ゴールポスト』を動かしてきた経緯にかんがみれば、永続する和解を成し遂げるための手段について、韓国政府も一緒になって考えてもらう必要がある」

…である。先述したようにこの有識者会議は安倍首相に近い考えのメンバーだけを集めた「結論ありき」の有識者会議ではない。それでもこの様な表現になってしまうその意味を韓国政府は重く受け止めるべきである。嫌韓」だとか「ヘイトスピーチ」等には断じて該当しないこの様な厳しい評価が韓国に対する日本人の総意である、というその意味をだ。

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※理解しているのか?実の妹にまで言われているぞ。

韓国政府にそれを理解する脳味噌があるのか?と言う疑問は当然あるが、それはさておきこれと同様の表現を一般人がしたら「嫌韓」だとか「ヘイトスピーチ」等と叩く左翼連中が作り上げた風潮こそが最大の問題であると言える。韓国に対してこの報告書と同じ事を一般人が言えば「嫌韓」「ヘイトスピーチ」で有識者であれば「ダンマリ」「報道しない自由」単なるダブルスタンダードでしかないではないか。そんなものが通用する訳ない。だがそれを率先して行ってきたのが左翼連中である。

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※勿論左翼連中の事である。

安倍談話は閣議決定を経て発表されると言う。事実上村山談話を上書き消去すると言っても良いだろう。良い機会だけにこのタイミングでマスコミ諸君も支那朝鮮に甘い顔をするのは止めてはどうか。この毎日新聞の報道の様に韓国を庇って日本が悪いかの如き印象操作をしても現在ではネットで見れば簡単に見破る事が可能な世の中である。そんな手は最早通用しないのだから、そんな無意味な小細工はせずに反対意見があるなら自身でロジックを組み立てて代案を主張して正面から言論で挑むべきではないか?それこそがメディアとしての矜持の筈だがそういう気概すらないメディアは世間から淘汰されるであろう。毎日新聞も自身を恥じるべきである。

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※こんな事言われたくなかったら自身を「変革」させる他ない。