愚劣なり民主党

イメージ 1


※隠し玉だったのか、民主党にとっては強烈な一撃だった…

14日の参院平和安全法制特別委員会での事だ。質問に立った「ヒゲの隊長」こと自民党佐藤正久氏が岡田克也野田佳彦と言った歴代民主党代表経験者が過去に集団的自衛権を容認する発言を行っていた事実を披露した。

…言うまでもないが、民主党ダブルスタンダードぶりが明白になった。発言が掲載された新聞や雑誌、また本人の著書を引用して、パネルだけでなく政務官に朗読させる、と言う周到ぶりであった。

イメージ 2


イメージ 3


※これで現在安保法案に反対しているのは二枚舌としか言えない。

イメージ 4


http://www.sankei.com/politics/news/150915/plt1509150027-n1.html

佐藤氏は単に事実を指摘したに過ぎないが、これに対して何故か民主党議員が猛反発して審議が止まるほどの野次を飛ばした。何か忘れていないか?民主党参議院は「良識の府」とも言われるが、そういう野次のどこにその「良識」があると言うのだろうか?それでいて誰とは言わぬが民主党参議院議員が「良識の府」等と言うのである。一体どの口が言うのか?噴飯そのものである。

イメージ 5


※「良識の府」の構成員でありながら「良識」もないのにそれを語るおかしな話。そんな資格はない。

イメージ 10



岡田克也衆議院での党首討論の際に「集団的自衛権は必要ない」と断言している。見事な二枚舌、とでも言うべきか。民主党議員諸君はそれを指摘した佐藤氏に野次を飛ばすのではなく、岡田克也野田佳彦の二枚舌を批判するべきであろう。特に岡田克也は現在党首である。党首からしてこの一貫性の無さは「情けない」に尽きる。民主党に支持が集まらない理由の一つにこういう事が挙げられるが(実際には該当する要素が他にも多過ぎて書ききれない)、本人達にはそういう理解は無いようだ。

イメージ 6


※それなりにキメてきたが、「ヒゲの隊長」と違ってヒゲは似合ってない…

民主党の安保法案に対する姿勢は「理念なき反対の為の反対」でしかないのは明白だが、それ故SEALDsの奥田愛基を公述人に推薦する、等と言う愚挙に走ったのであろう。議会制民主主義の何たるかも理解していない人間にその議会、それも「国権の最高機関」で喋らせること自体滑稽以外の何物でもないし、そもそも国会の敷居を跨ぐのには一番相応しくない人物だが、喋ったら喋ったで嘘出鱈目のオンパレード…では時間とカネと労力の無駄遣いである。それこそ「仕分け」するべき事ではないのか民主党

イメージ 7


※奥田愛基が国会で騙っていた事はこうなる。

その奥田愛基はあたかも「自分達が国民の代表」であるかの様に騙っていたが、それこそ「勝手に決めるな」と言いたい。民意だ何だ、と言う割には現在安倍首相が首相である事の意味が判っていない。政策一つに民意を問え、と言うなら法案毎にに一々国民投票を行う直接民主制にでもする他ない。それこそ議会制民主主義の否定ではないのか?

そんなSEALDsだが、朝日新聞にこんな意見広告を出していた。

イメージ 8


※民主主義は止まらないから今の日本があるんだよ!

この広告を出すのに1000万かかると言う。一体何処からその資金を捻出したのだろうか?メンバー1000人で一人1万円、2000人いれば5千円カンパする事で実現不可能ではないが、学生にとっては大金であろう。彼等を裏で操る黒幕の存在、と言う疑念は消えない。

安保法案の審議も大詰めを迎えており、週内には成立する公算が高い。民主党(や反対派の野党)は徹底抗戦、と言うが、国際的には法案に賛成しているどころか早期成立を期待する国が圧倒的に多い。反対しているのは「支那朝鮮だけ」であるのが現実だが、成立後、民主党はかつて党首クラスが集団的自衛権容認発言をしておきながら今になって反対した理由を国内外に説明できるのだろうか?安倍内閣が進めるやり方に反対」では通用しない。そういう所まで考えて行動しているようには到底思えないのである。これでは民主党は何時まで経っても支持を得られまい。偉そうな事を言う前に先ずは己の愚劣さを確認する事が先決である。

イメージ 9


民主党の支持が更に低下するのは確実であろう。