共産党市議の問題発言

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※問題発言の主。

こういう発言をした事自体「恥ずべき事」であると言えるだろう。
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http://www.sankei.com/politics/news/151225/plt1512250005-n1.html

埼玉県上尾市共産党市議会議員平田通子なる議員が陸上自衛隊高等工科学校の市広報誌への工科学校の生徒募集掲載を巡り生徒募集掲載を中止するよう求めた際、「人を殺す練習をしている学校」と発言していたと言うのだ。後日謝罪、発言を議事録から削除、と言う事だが無恥、不見識も甚だしいと言う他ない。
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陸上自衛隊HPより

陸上自衛隊高等工科学校と言うのは中卒者を対象に自衛官を養成する自衛隊の学校である。卒業すれば高卒と同等で本人の意思にもよるがここから防衛大学校へ「進学」する事も、そのまま自衛隊に入隊して「陸士長として」自衛官になる事も出来ると言う。通常の高校で行われる様な授業もあるそうだが、そこは自衛隊の学校、当然陸上自衛隊員として必要なスキルを身に付ける為の教育、と言うか訓練も当然ながら行われる。そこには「兵器訓練」と言うのも含まれるが平田通子はそれを槍玉に挙げて「人を殺す練習をしている」と言ったのだ。

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※言葉はその通りだが、剣術は平時では「剣道」として人間形成の一つにもなっている。その意味を考えてみよう。

…確かに兵器を人に向かって使用すればその対象の人間を殺す結果を生む事は十分有り得るが、自衛隊は「殺人集団」ではないのである。それらの訓練は生徒が将来自衛隊員として必要なスキルを習得する為に行われるものだが、現実にはそれらのスキルは人を殺すどころか助ける為に役立っているではないか。

…9月に鬼怒川の堤防が決壊して大洪水が発生したが、その時自衛隊が救助活動を行った際の「神対応」と巷で呼ばれる救出劇などはその典型だろう。
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自衛隊の「神対応」として有名な一件。

有名な話なので今更言及するまでもないが、この画像に写っている要救助者。片方は電柱にしがみつき足元まで水が迫っている。片や住宅の屋根に逃げた人は水位にまだ余裕がありそうに見える。素人目には電柱にいる人から助けに行く所だが、実際に自衛隊が先に救助したのは住宅の屋根にいる人だった。救助後、その住宅は洪水で流されてしまったが、電柱は無事でその後電柱にいた人も無事救助され、自衛隊の判断が適切だったのは読者様も周知の事であろう。

この時自衛隊員の判断が間違っていたなら本来助かっていた人命が失われていた可能性だってあったのだが、そういう判断が一朝一夕で出来る筈もない。専門の場所で訓練されて初めて身に付くスキルだと言えるが、そういう事まで「自衛隊だから」と「殺人の練習」に含めてしまうのはどう考えても「無見識」「無知」「偏見」でしかない。それどころか「市議会議員による自衛隊へのヘイトスピーチ」と言っても良い程の問題発言でもある。と、なれば謝罪して議事録から削除すれば済む話でもなかろう。

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共産党のレベルはこの程度。

こういう発言を生む土壌を共産党の体質に求める事は強ち間違いではあるまい。「自分達の思想信条にそぐわない」ものに「絶対悪」のレッテルを貼るその手法である。憲法9条が「不戦の規定」だと言うなら「戦争は絶対悪」でそれを行う組織である軍隊や自衛隊も同様だ、と言わんばかりのロジックである。安保法制を「集団的自衛権の何たるかも理解せずに勝手な解釈で」未だに「戦争法」と勝手に呼ぶ事がそれを如実に示している。そういう組織の構成員だ。だからこういう愚劣極まりない発言を平気でするのだろう。
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共産党のレベルはやっぱり低いのだ。

当の本人は産経新聞の取材に

「国を守るという使命感に基づく訓練と理解していたが、市執行部とのやり取りの中で興奮し、誤った発言をしてしまった」

等と釈明していたが、巧言令色、詭弁の類であると見て良いだろう。そもそも共産党にいる限りそういう誤った考えから脱却する事は不可能であると断言して良い。

問題は「憲法改正の是非」や「安保法制の賛否」等ではない。そういう「自らの価値観にそぐわないものに「絶対悪」のレッテルを貼る」共産党の考えを「自由と民主主義」の大前提の元で許容するか否かであろう。平田通子の問題発言はそういう意味では「氷山の一角」でしかない。共産党の志向する社会とはそういう社会なのである。それを望むなら兎も角そんなものは願い下げだと言うのであれば共産党共産党に協力する政党に票を入れるなど「愚の骨頂」である。共産党を信じる前に何故この組織が未だに公安監視対象なのか?その理由を考察するべきであろう。
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※それが共産党であり、左翼連中である。