相手を「反知性」と罵る共産党は「反知性」どころか「無知蒙昧」
※高市総務相の答弁は「問題にする方が問題」だ。
共産党の小池晃が吠えている様だ。
記者会見で、高市早苗総務相が放送法などに違反した場合の放送局の「電波停止」の可能性に言及したことについて、
「放送法の基本的な理念をゆがめるとんでもない発言だ」
と、述べ、また
「安倍晋三政権の反知性主義の表れだと言わざるを得ない」
国会で徹底追及していく考えを示したそうだ。
http://www.sankei.com/politics/news/160212/plt1602120053-n1.html
更に
「報道機関に権力が介入してはいかんということでつくられた法律だ」
「高市氏は放送法の政治的公平の意味を全く分かっていないのではないか。まさに介入だ」
「高市氏が政治的公平を決めるのか。とんでもない右にぶれた公平になっちゃうんじゃないか」
等と怪気炎全開の調子だが、それら全て「反知性」どころか「無知蒙昧」とでも言うべきであろう。
※「共産党が公安監視対象」と言う事実を突き付けられて逆ギレする様な器である。
まず放送法についてだが、世間では4条の条文がよく引き合いに出されるが、その前の3条はこういう規定である。
…裏を返せば放送編集において、「法律に定める権限」があれば干渉する事も規律する事も不可能ではないのだ。こういうのを「反対解釈」と言う。…勿論それを濫用するのは間違いなく大問題になるが、少なくとも共産党やメディア連中が考えている様な「報道編集、それに基づく表現の自由は無制限の自由・権利」という類の性質のものではない事は間違いなかろう。
また放送法の規定は倫理規定に過ぎない、と言う意見がある。そこでよく引き合いに出される4条の条文を見ると
1項は
(前略)次の各号の定めるところによらなければならない
と記されている。
これに対して2項では
(前略)できる限り多く設けるようにしなければならない
と記されており、表現を見ればどちらが「義務規定」でどちらが「努力義務規定」なのかは一目瞭然である。放送法が要求する「政治的中立」「不偏不党」が「倫理規定」であるか否かは明白である。メディア連中が自分達に都合良く曲解(筆者注:解釈とは書かない)しているに過ぎないのだ。
※過去の答弁でも同様の答弁はあったが今回だけ問題視するのは異常だ。
それ故、現行法の規定に総務大臣の権限として「違反者への処分権」があれば法律の規定に基づいて「違反者への処分」を実行する事は可能である。それが電波法76条の規定である。国会でそう答弁する事の一体何が問題だと言うのか?問題にする小池晃の方がよっぽど問題である。
※それよりヤクザとデモに参加していた事については?
更に小池晃は高市総務相の発言を曲解して手前勝手な妄言を吐いている。
「憲法9条を守りましょうと言ったら、公平でない」
発言がそれである。
これは9日の国会で民主党議員の玉木雄一郎が
「個別の番組で9条の改正に反対する政治的見解を支持する内容を相当の時間にわたり繰り返した場合も電波停止になる可能性は否定できないか」
と質問した事に高市総務相が
「極めて慎重な配慮のもと、運用すべきだ。ただ、法律に規定されている罰則規定を一切適用しないということまで担保できない」
と答弁したことを指している…らしいが、そうだとすれば相当悪質である。
※相手を「反知性」と罵る共産党の「知性」による行動。
高市総務相は「放送の公平性」に関する総務省の見解
「一つの番組でも国論を二分する政治課題について、一方の政治的見解のみを支持する内容を繰り返すなど、不偏不党の立場から逸脱していると認められる場合は一般論として『政治的に公平であること』を確保しているとは認められない」
を前提に答弁している。憲法改正の是非が「国論を二分する政治課題」に該当する事は論を待たないだろう。だが小池晃は手前勝手な曲解で
「政府見解に沿う事が政治的公平」
とでも言わんばかりの印象操作を企んだ感がするが、これこそメディア連中が行う
「政権批判・反政権こそ政治的公平」
と言う妄想の裏返しそのものである。
※共産党は目的の為ならデマを撒くことも朝飯前。
先日も述べた事だが
「政治的中立とは政権批判・反政権を意味しない」
「ジャーナリズムとは政権批判だけが能ではない」
「権力監視と反対意見を出し続ける事は意味が違う」
筈だが、その意味を理解せず勝手に吐き違えているのが日本のメディア連中である。そんな物を持ち上げる意味が何処にあるのか?それすら理解出来ないとは流石「北朝鮮のリアルな危険」も認識出来ず、SEALDsなる愚連隊を煽動する共産党なだけある。そんな愚劣な集団の人間の言う事である。「聞き耳を立てるだけ野暮である」事は間違いない。
※共産党に騙されてはならない。
…そんな共産党が志向するのは「一党独裁」である。支那を見れば明らかな様に自分達に都合の悪い事実はあらゆる手段で封殺され、国民は「知る権利」を行使する事は出来ないのだ。そんな社会を誰が望むのか?共産党が口にする事は「巧言令色」の類に過ぎない。そんな物に騙されてしまえば間違いなく今以上に息苦しい社会が待っている。今が「最低最悪」だと思っていても共産党に政権を担当させる等と言う「最悪の愚」を犯せば「悪夢の民主党政権」以上の悪夢が待っている。決して共産党をこれ以上増長させてはならないのだ。