ツッコミ所満載の社民党大会

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※大会には民主、共産、生活、似非維新なども参加した。

社民党の党大会が行われていた様だ。佐高信なる左翼評論家の「自民党に天罰を、公明党に仏罰を!」なんてヘイトスピーチまがいの挨拶や抱腹絶倒の吉田忠智の挨拶など「別の意味で」話のネタを与えてくれる党大会だったようだ。吉田忠智の挨拶から抜粋すると、
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※安倍政権打倒を考える前に政党でいられるかを心配した方がいいのだが…?

社民党は人間の復興、命と暮らしを守ることを第一に復興の加速に全力をあげる決意だ。」

阪神大震災の際にその逆の事を仕出かした事はもうお忘れらしい。先ずはその謝罪からではないのか?

社会民主主義新自由主義新保守主義に対抗する世界的な潮流となっている。」

日本の「リベラル」は他国のそれとは違う。少なくとも米英の「リベラル」にはそれなりに「愛国心」がある。間違っても愛国心の欠片もない連中に政治を任せる事は出来ない。それどころか同輩呼ばわりはあちらさんにとっては非常に迷惑だろう。

自衛隊の活動領域は広がってきたが、一度も戦争に巻き込まれなかった。一人も殺し、殺されなかった。これは日米安保条約があったからではない。私たちを含む多くの国民の血のにじむような運動の成果ではないか。」

では何故憲法9条は竹島を守れなかったのか?竹島を韓国が侵略した際に民間人が44人犠牲になっているのは社民党の中では「殺されなかった」事らしい。また朝鮮戦争時に掃海作業で死者を出しているのだが…?

「緊急事態条項はナチスの全権委任法にも通じるもので、極めて危険だ。」

ナチスの手口を何も理解していない無知蒙昧を自ら証明したに等しい妄言である。

「これまで憲法が1字も変えられなかった理由は何か。国民が変えることを望まなかったからだ。」

単純に国会で改正発議が出来る条件を満たす状態がなかっただけである。理由を勝手にすり替えるものではない。

憲法は不磨の大典ではない。憲法を議論することは必要だが、今最も必要なことは憲法を変えることではなく、憲法理念をいかす、活用をいかす政治を実現することではないだろうか。」

現実には改憲議論にすら応じていないのが現状ではないのか?壮大な自己矛盾でしかない。今最も必要な事は「憲法が実情に合っていない」と言う認識を持つ事である。

「私のモットーは、原点は対話だ。自分自身が壁にぶつかったときにはとことん話し合おう、対話をしよう、そうすれば必ず道は開ける。そう信じて生きてきた。」

だったら安倍政権にも同様の対応をしてはどうか?安倍政権に社民党の主張を判らせる努力など微塵も感じないのだが…?感じるのは「反対の為の反対」でしかない。

「2014年の衆院選で2議席にとどまったこと。自治体議員選挙で議員数が減少していること。党員、協力党員の減少傾向などを見ると、私の党首としての社民党の再建再生は道半ばであると言わざるを得ない。」

社民党の再建再生は道半ばではなく奈落の底に一直線なだけである。…それも再建再生不能の。

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呉越同舟でしかない。

また、来賓として民主、共産、生活、似非維新の党首・幹事長クラスが出席して挨拶して

野党勢力の結束」

をアピールしたそうだが、それと共にこんな発言もあったと言う。
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http://www.sankei.com/politics/news/160220/plt1602200037-n1.html

幹事長の又市征治民主党と似非維新による合流構想について

「落ち目の三度笠の二つが一緒になっても倍にはならない」

と酷評したと言うのだ。しかも両党の幹事長にも伝えた話…なのだそうだ。ではその認識で行くなら野党5党が一緒になっても5倍にはなるまい。「船頭多くして船、山に登る」と言う諺そのままがオチではないだろうか?共産党が打ち出した「国民連合政府」とやらも事実上の撤回に追い込まれた様だし、民主と似非維新の合流構想も合流抗争になりそうだし、それで本当に「野党勢力の結束」なんて出来るのだろうか?これでは「高波で出港出来ないウリナラ艦隊」の「お笑い韓国軍」よろしく「(世間の無関心と言う)高波で出港出来ない野党船団」でしかなさそうだ。

世論調査をみても、合流することに期待感なんてほとんどない」

と、言うならば世論調査を見て自党への期待感も殆どない事も認識したのだろうか?都合の悪い事に目を背けていては何も変わらないのだが…

…なんて心配しても仕方がない。次の選挙で消えてもらうべきであるのは有権者からしたら当然である。「消えてもらう」が民意ならばそれに従うのだろうか社民党は?その審判が下される日は遠くない。
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※「社民党に消えてもらう」と言う民意は聞いてくれるのだろうか?