ブーメラン直撃の小西洋之と説得力がない護憲論

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※そんな心配よりも自身の再選を心配した方がいい。

毎度お馴染みになった感が強い「民主党ブーメラン」だが、これを「恥」とは思わないのだろうか?
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http://news.livedoor.com/article/detail/11231780/

26日深夜放送の「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で、民主党所属の参議院議員小西洋之は、田原総一朗氏からの質問に答える事が出来なかった。やりとりはこういうものだったと言う。

田原「(自衛隊は)警察でいいわけ?軍にしなくていいの?」

小西「要するに、専守防衛の実力組織ということ。必要最小限に来たものを追い払う、それで私はいいと思います。専守防衛

田原「自衛隊は、軍隊じゃなくていいわけね」

小西「はい。専守防衛の力で国民の皆さんの命を…」

田原「専守防衛なんてインチキなんだよ!専守防衛って誰が作った言葉か知ってる?」

小西「えーっと、まぁ…どっかの大臣の答弁…」

田原「中曾根康弘さんなんだよ。70年に防衛庁長官のときに作った」

「国会クイズ王」の風格もどこへやら…である。そもそも「専守防衛」では政治的な意味としてはともかく、戦術的な意味では日本の国土が戦場になる事を意味する。それで国民の生命や財産をどう守ると言うのか?小西洋之は「専守防衛」と言う言葉の由来も意味も理解していなかった、と言う事か。これでは単なる「恥の上塗り」にしかならない。この御仁らしいと言われればそこまでなのかも知れないが。
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※これをどう受け止めるのか?

また番組内での視聴者アンケートでは憲法改正賛成49%反対43%と賛成が反対を上回った。テレビ朝日系でこの結果は意外と言えるが、こういう「国民の声」と言うものを小西洋之はどう受け止めるのであろうか?多数意見を「自身の見解と異なる」事を理由に黙殺するのならばその時点で「民主的」ではない。かりそめにも「民主主義の選挙で国会議員になった」のだから民主主義の原則に基づいた対応があって然るべきではあるまいか?
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※説得力がない理由の羅列でしかない。

…しかし、それにしても憲法改正反対の理由に「説得力がない」と感じるのは不肖筆者だけだろうか?特に「憲法9条を守るべき」だから憲法改正反対、と言うのは進歩を拒否するのと何ら変わりないと言えるだろう。単に現実を無視した「理想主義」でしかない。相手にする意味すらないと言い切って良いだろう。理想論や精神論でどうにかなるなら現在の状況にはなってはいまい。

何れにしても「護憲」と言うのが現実的でないのが改めて明白になっただけだ。必要なのはそういう認識である。