おおさか維新の足立議員、その発言は正論だが…?

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民進党に救いがないのは明らかだが、発言の是非は別問題だろう。

国会で民進党

「安保法廃止法案が対案だと胸を張っているのは、あほじゃないか」
「こんな政党は国会の恥だ。あほ、ばか、どうしようもない」
「私が知る限り民進党などがやっている仕事で国益になっていることは一つもない」

徹底的に扱き下ろして反発した民進党から懲罰動議を出されたおおさか維新の足立康史議員。
当の本人は民進党の反発に「事実誤認はない」とどこ吹く風。そんな足立議員の言動を産経新聞が記事にしていた。
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http://www.sankei.com/premium/news/160417/prm1604170028-n1.html


※上手く再生できないときはコチラから


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※ここまでズバリと言える議員も必要と言えば必要…なのかも?

「安保法廃止法案が対案だと胸を張っているのは、あほじゃないか」
「こんな政党は国会の恥だ。あほ、ばか、どうしようもない」
「私が知る限り民進党などがやっている仕事で国益になっていることは一つもない」

…確かに発言だけを見ればその通りであるとしか言い様がない。不肖筆者如きが付け加えるのも何だが、一つ付け加えるのであれば、

民進党は国会どころか日本の恥」

と言うところか。

《8日の総務委員会の理事懇談会で、民進党側は足立氏の懲罰動議衆院に提出したと報告。しかし、足立氏は問題となった発言について「事実と違う話はしていない」と撤回を拒否。民進党の委員は「反論する気も起きない…」とあきれ顔を浮かべるしかなかった。》

…そうだが、民進党よ、「反論する気も起きない」のではなく、「反論する材料がない」の間違いではないのか?不肖筆者はTwitterもやっているが、そこで聞こえてくるのは民進党公式アカウントのみならず、民進党議員が自身に都合の悪い質問をしたTwitterユーザーをブロックしている、と言う声である。不肖筆者をTwitterでブロックしている民進党議員もいるのは事実である。そんな体たらくでどうやって「国民と共に進む」のか理解不能である。
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※少なくとも「看板に偽りあり」なのは間違いない。

民進党は14日の理事懇談会や理事会でもこの問題を取り上げたそうだが、足立議員は発言の撤回には応じず、逆に場外戦

「なぜ民進党が政府批判に使った『日本死ね』の匿名ブログは許されて、『民進党はあほ』は許されないのか。日本国より民進党は偉いのか?」

と反論したと言う。記事からは読み取れないが、これに対して民進党はどういう返答をしたのだろうか?恐らく反論など出来まい。民進党の前身の民主党は国会でまともな政策論争一つ出来ず、反対する法案を暴力で阻止にかかる様な政党だった。自身への批判に対して反証できないのはその指摘が正論だからではないのか?要するに民進党はその存在意義と言う根底からして間違っているのである。
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民主党が国会で暴力行為に出た事は忘れてはならない。

55年体制下の国会で野党は政府をチェックしていればよかった。しかし、小選挙区制となった現在はいつでも政権交代が有り得るので政府とともに野党第一党のチェックが必要だ。ノーチェックで民進党が政権に復帰することだけは絶対に許してはアカン」

足立議員が言葉を選ばず民進党を口撃する理由はこういう事らしい。確かにその発言には一理あるとは思うが、足立議員の民進党口撃以来事務所には

「言いたかったことを言ってくれた」

などの賛同の声が寄せられる一方、

「あほの足立の事務所か? あほ、あほ、あほ」

と罵声を浴びせられたり、支援者から「言葉を選んでほしい」と注意されたりすることもあったと言う。どちらもその通りであるとしか言い様がないだろう。一般人のブログならともかく、国会の場での発言となればそれなりの品格が求められても致し方あるまい。「あほ、ばか」などと言う表現は相手を罵倒する表現でしかないのだから。
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※ある意味ではこう言える余裕も必要かも知れない。

とは言え、良くも悪くも「永田町の常識にとらわれずに本質をえぐる」というおおさか維新の方針をある意味誰よりも実践しているのもまた事実であろう。記事にもある通りおおさか維新が

「足立はおおさか維新の最終兵器だ。敵も味方も無傷ではいられない」

と、重宝するのも傍目から見れば理解できなくもない。だが、その指摘の通り、この足立議員、「諸刃の剣」であるとも言える。その発言は時としておおさか維新の方に甚大なダメージを与える事にもなりかねない。個人的にはこういう議員は居ても良いと思うし、注目に値する議員であるとは思うが、どうせなら単に相手を罵倒するだけでなく、反論の余地のない程に民進党共産党を国会で締め上げて頂きたい。少なくとも発言は本質的には間違っていないのだから。
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民進党共産党にはこういう処置でも良いのだが…