熊本地震、各党の対応はどうだったのか?

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熊本の地震、16日未明のマグニチュード7.3の地震が「本震」とされ、14日夜のマグニチュード6.5の一発目の地震は「前震」とされた。震源域が東へ移動したり、震度6クラスの余震が多発したりと、これまでに例がない展開を見せている。残念ながら死者は40人を越え、負傷者も1000人を越えたと言う。土砂崩れなどで孤立した地域や救援物資が十分に行き届いていない場所も多いと聞く。

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そんな中、政府は米軍に被災者の支援を要請する事を決定した。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160417-00000038-fnn-pol

現在9万人もの人々が避難生活を強いられていると言う。その被災者の方々に救援物資を届けるべく、米軍に航空輸送を要請したとの事だ。現地は無情にも雨だと言うが、17日以降自衛隊も2万5千人体制で救援活動にあたると言う。また台湾やEU、ロシアなど各国も支援を表明してくれたとの事なので有り難い事である。

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さて、ここで取り上げたいのは各政党の地震発生に対する初期対応である。以下のサイトでまとめられていた。

http://netgeek.biz/archives/71033

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自民党は政権与党らしくキチンと対応していた。地震発生から僅か6分で対策本部が立ち上がっているのは驚異的なスピードであると言えるだろう。それでこそ政権与党だと言える。

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社民党は党の公式アカウントではごく普通の対応だったが、その構成員のツイートが非難の対象になったのは周知の通りである。

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共産党は公式アカウントで安倍内閣批判、構成員は原発停止、不謹慎な発言等災害発生時の対応はなっていなかった。こういう政党に政権担当能力がないのは明白である。

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民進党はお話にもならない御粗末ぶりだった。東日本大震災当時の自民党同様に政局より災害対応を優先してほしい、と言う国民の声を一蹴し、自民党批判のツイート、更に国民とガチバトル、そしてそれを「個人の見解」として党の公式アカウントでの出来事にも関わらず責任を回避、話にならない。だから不肖筆者は「民進党は存在自体が国家国民に有害」と言っていたのである。

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この様に優先順位をまるで理解していない。

…「大地震発生」と言う予測が困難な事態に対してどの政党に対応力があるのかが一目瞭然である。ただでさえ日本は地震の多い国である。そういう事態に対して対応力がない政党に政権担当能力がないのは明らかであると言えるだろう。…東日本大震災での民主党の対応からもそれは明らかである。何せ当時野党だった自民党の方が対策本部を立ち上げるのが早かった程なのだから。

こういう時に被災した国民に寄り添える政党、的確に対応出来る政党にこそ、政権を担当させるべきなのは論を待たない。突発的な自然災害に対応出来ない政党に政権を担当させると助かる筈の命さえ助からない、と言う悲劇が再び起こりかねない。阪神大震災東日本大震災で日本人はそれを骨身に染みて学んだ筈ではないのだろうか?ましてや災害発生に乗じて政権批判など言語道断である。

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