民進党が支持を得られない理由

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※産経は民進党には辛口だが、指摘は正確だ。

産経新聞と言えば民主党(現在は民進党)に対しては辛口の論調である事は読者様もよく御存知であると思う。そんな産経新聞でも時には「民進党の為になる」記事を書くこともあるらしい。…但し「超激辛」だが。
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http://www.sankei.com/smp/politics/news/160426/plt1604260001-s1.html

こういう指摘に謙虚に耳を傾ける姿勢がなければ民進党に未来はないと断言して良いだろう。何せ民進党結党直前の産経新聞・FNN合同世論調査では、「将来、政権を担う政党になると思う」との回答はわずか14.9%で、「思わない」が76.2%だった。直近の時事通信世論調査(4月8~11日)では、政党支持率は4.2%にとどまり、前回調査の旧民主・維新両党を足した6.0%を何故か下回っているのが民進党の現状だ。既存政党が合併して新党になって支持率ダウン、なんてのは日本の憲政史上初となる珍事ではないのか?当人たちは「新党」と浮かれていても世論調査の数字は「合併が逆効果」と言う厳しい現実如実に示している。
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※結党即「国民と共に進んでいない」のだが何か?

理由を見つけるのは簡単過ぎる。忌まわしい「悪夢の民主党政権」の黒歴史や、「決められない」「玉虫色の」政治スタイル、自民党を攻撃しても悉く自身に跳ね返ってくるお約束のブーメラン劇場、暴力国会の演出…言い出したらキリがない。
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※日本の黒歴史総理。
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※国会で暴力行為を計画的に行った前科もある。
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民進党ブーメラン炸裂の図。

その中でも記事は「旧社会党に先祖返りしたかの如き」左傾化と言う指摘をしている。記事が引用する通り、民主党政権で首相や閣僚を務めた人物が集団的自衛権の必要性を過去に言及しているにも関わらず、廃止を言い出す節操の無さ。そういう「迷走して最後は左に旋回」と言う民進党の意思決定が根底から間違っている、と言うのだ。

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呉越同舟したところで共産党に利はあっても、民進党に利はない。

これは言われてみれば全くその通りであって、民進党自民党に対抗してリベラル路線と称して左傾化してもコアな左翼連中は既に共産党支持層であると言って良い。民進党支持に転向する可能性は限りなく低いと言い切っても良い集団である。逆に共産党から見れば民進党と「野党結集」と称して協力姿勢を打ち出す事で民進党支持層や中道左派の支持を得られる可能性は十分にある。つまり共産党の言う「野党結集」に乗じても民進党支持層から共産党支持に転向する事はあっても共産党支持層が民進党支持に転向する事は「まずない」のである。…所詮「野党結集」なんて言っても最後に笑うのは「共産党だけ」、と言う図式である。共産党は狡猾だが、それに気付かない民進党は文字通りの「バカ、アホ、マヌケ、お人好し、頓珍漢」である。自身の支持層を共産党に侵食されたくないのであれば共闘などもっての他の筈なのだが…

そういう理由で民進党が「政権交代可能な」政党になるためには寧ろ右派の支持を得られる政策を打ち出す必要があると言える。そういう自民党に不満のある」右派を取り込む努力をすれば良いものを「根底が反日であるが故にそれも出来ない。結党大会で国旗を申し訳程度に置いたり国歌を斉唱しなかったのだから、今更「日本の国旗国歌に誇りを感じる」右派の支持を得ることも最早有り得ないだろう。そもそもの最初から民進党を支持する可能性があるのは反日・反共」と言う極めて稀少な層しか有り得ないのである。これに最も該当するのはあ、韓国人…
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※言い得て妙であった。

この様に民進党が支持を得られないのは必然性があるのである。それを明確にした産経新聞のこの記事を「また産経は民進党の批判ばかり」なんて受け止めている様では民進党に未来はない。産経新聞にしては珍しく読み様によっては「民進党の為になる」記事なのだが、民進党の脳味噌ではそれにすら気付かないのだろう。やはり民進党は消え去るのが正解である。
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※「秘書のやった事」でもこれだけ違う。