菅直人、吠える！…がやっぱりブーメラン…
菅直人、吠えた！…のだが…
菅直人が自身のブログで安倍首相を批判している。曰く
「安倍総理の改憲論は単なる改憲論ではない。総理大臣をはじめとする為政者を拘束する立憲主義に基づく憲法を無くしたいとする改憲論で、その意味ではワイマール憲法を無力化したヒットラーのやり方と似ている。」
のだそうだ。妄言も休み休み言った方が良いのだが…
ヒトラーが独裁者であった事は異論を挟む余地は無いが、「独裁」と言うからには「立法、行政、司法」の三権を一人で独占することであろう。安倍首相が何時何処で立法権や司法権を自らの手中に収める、またはそう受け取れる発言をしたのだろうか？菅直人に限らず「安倍首相を独裁者」呼ばわりする輩は他にもいるが、不肖筆者が寡聞なせいなのか、安倍首相の具体的な発言を挙げてその様に批判するのを聞いた試しがない。だからこそ「レッテル貼り」の域を出ない低俗な罵詈雑言、誹謗中傷レベルで終わってしまうのであろう。少なくとも例え国民の間違い、日本の黒歴史でも首相にまでなってしまった人間の言う事ではない。
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それどころか
「議会制民主主義というのは期限を切ったあるレベルの独裁を認めることだ。4年間なら4年間は一応任せると」
「国会は立法機関というが、それより大事なことは、内閣総理大臣を選ぶことだ。三権分立とは、憲法のどこにも書いていない」
…とか発言していたマヌケは一体誰だったのか？菅直人？「三権分立」と言う言葉は憲法には登場しなくても憲法を読めば立法権は国会に(41条)、行政権は内閣に(65条)、司法権は裁判所(76条)に属すると明確に読み取れる。こんなのは中学生どころか受験勉強する小学生レベルの話である。それすら理解していない愚物が首相をやっていたのがこの国なのである。今思い出しても背筋が凍る思いだ。
…この様に憲法を理解していない人間がどうやって「立憲主義」を語れると言うのか？笑わせないで欲しい。菅直人の場合、「語っている」のではなく「騙っている」と表記した方が正しいのではないか？
更に「悪夢の民主党政権」が民主党議員に議員立法を原則禁止する通達を出していたのはお忘れなのだろうか？菅直人？国会(多数派の与党)に立法権を事実上放棄させ、行政の翼賛機関に貶めようとした行為こそ憲法の主旨に反する「立憲主義の破壊行為」そのものでしかないのだが？恐るべき事にそれこそ「ファシズム」への第一歩だったのだ。そういう出鱈目をやっておきながら安倍首相を批判する資格など微塵もない、と断言して良い。
菅直人は
「安倍首相は衆参ダブル選挙をあきらめていない。」
と言うが、今衆議院解散されて困るのは自分自身ではないのか？菅直人？小選挙区ではもう既に当選の可能性はなかろう。比例でも前回ギリギリだったのにその時以上に民進党の支持が低迷している中で当選する保証は何処にもない、どころか落選濃厚ではないのか？自分こそ他者を批判する前に「自身の地元の民意」に耳を傾けてはどうか？所詮は何を言ってもブーメラン、個人としてはともかく、「政治家としては」もう、死んでいる。
